L o a d i n g . . .
クーベルチュールスイートチョコレート
150g
カカオマス
15g
バター
35g
卵黄
3個分
オレンジの皮
約1/2個分
グランマニエ
15~20cc
生クリーム
75cc
卵白
100cc
グラニュー糖
50g
塩
下準備 ・チョコレートとカカオマスは細かくカットする。包丁の刃を斜めに入れたほうが効率よくカットできる。 ・オレンジの皮は粗塩でこすってワックスや汚れを落として洗い、表皮のオレンジ色の部分だけをすりおろす。 ・バターは細かくカットする。
1
カットしたチョコレートは50~55℃の湯煎にかけてゆっくり溶かす、縁のチョコレートがジワッと溶けてきたらひと混ぜする。
2
カットしたバターを加えて静かに混ぜる。
3
バターが完全に溶けたら、卵黄を1個ずつ加えて手早く混ぜ合わせる。
4
オレンジの皮を加えて混ぜ、さらにグランマニエを2回に分けて加える。一度に加えるとチョコレートが荒れるので注意。
5
生クリームを六分立てにし、3回に分けて入れる。
6
加えるたびに手早く混ぜ合わせ、クリームの白い筋がほとんど見えなくなるまで混ぜる。
7
卵白にグラニュー糖を入れて九分立てのメレンゲにする。
8
メレンゲを3回に分けて(6)に混ぜる。まず1回目を入れ、木ベラで手早く、白い筋が見えなくなるまで混ぜる。
9
2回目、3回目は、白い筋が淡くまだらに残るこの状態まで混ぜる。
10
容器(金属製は避ける)に入れ、ラップをして2時間~1日冷蔵庫でねかせる。1日たったほうがおいしい。
生クリームをボールに入れ、ボールの底に氷水を当てて泡立てる。六分立ては、泡立て器を持ち上げたとき、ゆっくりと流れ、落ちたあと白い筋が残る状態。
ボールに卵白を入れ、手早く泡立てる。細かい泡がびっしりと立ってきたら(五分立て)、グラニュー糖を少しずつ加えながら七分立てにする。さらに泡立てて、角が少しおじぎをするくらいの九分立てにする。
製菓用チョコレートの中でも、カカオバターが40~45%以上含まれているものを特にこう呼ぶ。コーティング用に使う場合はテンパリングが必要。
カカオの種子の豆をすりつぶしたもので、ケーキの風味づけに利用する。ちなみに、カカオマスに必要量のカカオバター、糖分、香料を加えたのがチョコレート。
型に流す時はメレンゲの量を2割程減らして作る。写真はハート型(縦直径13×高さ3.5cm)に流して冷やし固め、ココアをふって金箔をあしらったもの。バレンタインデーのプレゼントにおすすめ。
ポイントはメレンゲの立て方です。力をいれないで混ぜていき、きめの細かいつややかなシルクのように光ったメレンゲを立てます。これがふわっとした口どけのよさにつながっていきます。チョコレートはとっても繊細です。メレンゲを泡立てている最中は温かい場所に置いておき温度をキープします。
このレシピの先生
加藤 久美子 先生