L o a d i n g . . .
薄力粉
50g
強力粉
50g
塩
ふたつまみ
有塩バター
60g
冷水
(冬季)40~45cc(夏季)30~35cc
アーモンドプードル
40g
グラニュー糖
30g
バター
40g
卵
25cc
薄力粉
小さじ1(3g)
ラム酒
小さじ1弱(4cc)
りんご(紅玉)
2個
バター
15g
グラニュー糖
35~40g
ブランデー
小さじ1(5cc)
グラニュー糖
適宜
バター
20g
打ち粉(強力粉)、型ぬり用バター、塩
1
アーモンドクリームの作り方
【1】ボールにアーモンドプードルとグラニュー糖を入れ、泡立て器で軽く叩いて均一にしてから混ぜ合わせます。
【2】バターを加えて手で練り、粒がなくなったら卵を加え、泡立て器で空気を抱き込むようにして混ぜます。
【3】全体に白っぽく立ったら薄力粉を加え、泡立て器で軽く混ぜ、ラム酒も加えてさっと混ぜ、このまま20~30分休ませます。
2
りんごのグラッセの作り方
【1】紅玉は粗塩でこすってワックスや汚れを落として洗い、芯を抜いて皮をむき、8~9mm厚さのくし形に切ります。
【2】鍋にバター、りんご、グラニュー糖を入れ、強火で炒めます。りんごから水分がかなり出てきたら弱火にして紙で落としぶたをし、水分が充分に出て8割がた火が通ったら、ブランデーを加えてすぐに火を止めます。余熱を利用して仕上げ、冷まします。
3
パイエクスプレス生地の作り方
【1】ボールに薄力粉、強力粉、塩を入れ、カードで混ぜる。
【2】さいの目に切ったカチカチのバターを加え、切るようにして混ぜる。
【3】バターの大きさが小豆大になればよい。バターの粒が大きいとその分身縮みをおこし、逆に小さすぎると層にならない。
【4】冷水を一気に加え、カードでまわりの粉をかけながら、あえるように混ぜる。粉気が残るポロポロの状態でストップ。
【5】手の平に打ち粉をつけて4を台にとり出し、集めながらまとめていく。
【6】ホロホロの状態で、手に押さえるとかろうじてまとまるぐらいでよい。不安になっても水など加えてはいけない。
【7】練らずに、体重をかけて空気を抜くようにしてまとめていく。
【8】まとまった状態。ラップに包み、冷蔵庫で30~1時間休ませる。
【9】他の準備ができたら、生地を台にとり出し、めん棒で叩いて1cm厚さにし、めん棒で叩いて1cm長さにし、さらに4mm厚さの長方形にのばす。
【10】ピケローラーまたはフォークで細かく一面にピケし、25×14cm大にカットする。
4
仕上げ
【1】パイエクスプレス生地をのばしてピケし(プロセス写真参照)、25×14cm大に端をカットし、オーブンシートの上に移します。
【2】まず、生地の縁1~1.5cm幅を残してアーモンドクリームを5mm厚さにのばし、一度冷やしてから、上にりんごのグラッセを3列に11~12枚ずつ並べ、グラニュー糖をふります。
【3】小鍋にバターを入れて焦がす直前まで熱し、この半量をりんごの上からかけ、190~200℃のオーブンで約40分焼きます。途中、少し焦げ目がついたら、オーブンから出してグラニュー糖をふり、残りの溶かしバターをかけ、りんごの縁がカリッをなるまで再び焼きます。室温で1日ねかせたほうがおいしくなります。
5
作業の順序
【1】1、りんごのグラッセ りんご切る→炒める→広げてさます 2、バイエクスプレス生地 粉類合わせる→バター混ぜまとめる→ラップに包む 3、アーモンドクリームを作る 休ませる 4、成形する パイ生地カット・ピケ→オーブンシートにのせる→クリームのばす→りんごのせる→グラニュー糖・溶かしバターかける 5、焼く 天板にのせる。温度:190~200℃ 40分
りんごを並べる時はすき間なくぴったりとくっつけて3列に並べます。焼き上がってすぐは酸味が強いので1日おいた方が生地とクリームがなじんでおいしい。室温で保存のこと。
このレシピの先生
加藤 久美子 先生