L o a d i n g . . .
薄力粉
50g
強力粉
50g
塩
ふたつまみ
有塩バター
60g
冷水
(冬期)40~45cc(夏期)30~35cc
栗のムース
栗のブランデー煮
150g
バター
35g
シロップ
60~120cc※水2:砂糖1.25割合で作る
栗のブランデー煮
60g
卵黄
1個分
グラニュー糖
45~50g
ブランデー
8~9cc
板ゼラチン
11g
牛乳
35cc
生クリームA
200cc
粉糖
10~15g
生クリームB
70cc
粉糖
10~15g
アンズジャム
少々
●金箔、糸状のあめ、強力粉(打ち粉)
1
下準備
【1】パイエクスプレス生地は3mm厚さにのばし、フォークまたはピケローラーでピケし、 190℃のオーブンで約15~20分焼きます。粗熱がとれたらセルクルを当ててくりぬき、そのままセルクルの中にはめ込みます。
【2】栗のブランデー煮を作っておき、 150gはバター、シロップとともにミキサーでなめらかなピューレ(200g)にします。 60gは粗みじんにカットします。
【3】粉ゼラチンはたっぷりの水でふやし、乾いたふきんで水気をとり、ラップで包んでおきます。
【4】アンズジャムは火にかけ、水でやわらかくのばします。
2
パイエクスプレス生地の作り方
【1】ボールに薄力粉、強力粉、塩をふるい入れてカードで混ぜ、さいの目に切ったカチカチのバターを加え、切るようにして、バターが小豆大になるまで混ぜます。バターの粒が大きすぎると身縮みをおこし、逆に小さすぎると層になりません。
【2】(1)に冷水を一気に加え、カードでまわりの粉をかけながら、あえるようにしてポロポロの状態まで混ぜます。
【3】手の平に打ち粉をつけて(2)を台にとり出し、集めながらまとめていきます(初めはポロポロの状態でまとまりにくいが、水などは加えないこと)。練らずに、空気を抜くようにまとめていきます。
【4】まとまったらラップに包み、冷蔵庫で30分~1時間休ませます。
3
栗のブランデー煮
【1】栗1kgは渋皮ごと皮をむき、レモンの皮を入れたたっぷりの水に 30分~1時間つけたのち、水をかえて下煮します。竹串の先が刺さるようになれば火からおろし、汁を捨てます。
【2】シロップ(水2:砂糖1.25の割合で作る)450cc、バニラビーンズを加え、ごく弱火で煮ます。
【3】竹串が通ればブランデー40~50ccを加え、火からおろします。室温で冷まして粗熱をとり、冷めたらビンなどに詰めます。約1か月保存可能。
4
栗のムースの作り方
【1】ボールに卵黄を割りほぐし、グラニュー糖を1度加え、泡立て器で空気を含ませながら混ぜる。
【2】トローッとやわらかいマヨネーズ状になったら、栗のピューレ、ブランデーを加えて混ぜる。
【3】牛乳を60~70℃の湯煎にかけ、ふやかしたゼラチンを加え、静かに混ぜて溶かす。
【4】2に3を加え、泡立て器でよく混ぜる。
【5】粗みじんに刻んだブランデー煮を加え、さっと混ぜる。ボールの底を氷水に当ててとろみをつける。
【6】別のボールに生クリームAと粉糖を入れ、底を氷水に当てながら七分立てにする。泡立て器を持ち上げても流れず、少し角が立つ状態。
【7】5に6のクリームを3回に分けて加える。1回目に1/3量を加えたらよく混ぜる。
【8】底の氷水をはずし、2.3回目を加えてさっと混ぜる。ふっくらしていてツヤもよい。
【9】パイ生地を敷いたセルクルの回転台にのせ、8を一気に流し、パレットナイフで上面を整え(型の高さより5mm控える)、冷蔵庫で3~4時間冷やし固める。
5
仕上げ
【1】生クリームBと粉糖を合わせて五分立てにし、9のケーキを片手で持ち、上面に一気に流す。ケーキを斜めに傾けて均等に広げ、台にトンと落として厚さを平均にならす。
【2】すぐに、絞り袋からアンズジャムで中心から輪を描く。
【3】ナイフの背で放射状にひっかくようにして模様をつけ、再び冷蔵庫に入れて冷やす。中心に栗を飾って仕上げる。金箔や、糸状にあめを飾ってもよい。
栗をピューレにするときはシロップは温めておくこと(バターがとけやすいように)。
シロップの量は栗の状態(味)で加減します。
ジャムを絞って模様をつけたら冷蔵庫で1時間冷やし固めて型からはずします。
このレシピの先生
加藤 久美子 先生