L o a d i n g . . .
1997
12
20
[ 土 ]
1997
12
20
[ 土 ]
ガトーオーブラン
加藤 久美子
先生
卵
3個
グラニュー糖
85g
薄力粉
80g
コンスターチ
10g
溶かしバター
25g
生クリーム
100cc
バニラビーンズ
1/3本
クーベルチュールホワイトチョコレート
150g
バター
20g
キルシュ
5cc
生クリーム
150cc
シロップ※2:砂糖1.25の割合で作る。
100cc
フランボワーズジャム
少々
バター、強力粉、粉糖、アラザン、銀箔
1
下準備
【1】型に薄くバターをぬり、軽く強力粉をはたきます。
【2】鍋またはボールに湯煎(80℃)の用意をします。
【3】薄力粉とコンスターチを合わせてふるいます。
【4】スポンジ生地のバターは湯煎で溶かします。
【5】オーブンを170℃にセットします。
2
スポンジ生地の作り方
【1】ボールに卵を割りほぐして、グラニュー糖を一気に加えて泡立て器でよく混ぜます。
【2】よく混ざったところで湯煎にかけ、絶えず混ぜながら人肌に温め、温まったら湯煎をはずし、九分立てにします。
【3】さらに、泡立て器で生地の表面だけを静かにまわして泡をしめ、きめを整えます。
【4】ボールのほうをまわしながら、ふるい合わせた薄力粉をコンスターチを加え、木ベラで手早く混ぜ合わせます。完全に混ざったら溶かしバターを3~4回に分け入れながら、泡をつぶさないように混ぜます。
【5】型に生地を一気に流し入れ、パレットナイフで表面を整え、 170℃のオーブンで約25~30分焼きます。
【6】粗熱がとれたら型からはずし、一晩ねかせます。
3
ガナッシュクリームの作り方
【1】チョコレートは細かく刻み、バターも小さく切ります。
【2】小鍋に生クリームとバニラビーンズを入れて弱火にかけ、フツッとしたら火からはずしてチョコレートを加え、泡立て器で混ぜて溶かします。完全に溶けたら、バターを加えて溶かします。
【3】(2)をボールに移しかえて粗熱をとり、キルシュを加えます。
【4】生クリームを六分立てにし(泡立て器を持ち上げたとき、タラタラと流れ、筋が残る状態)、(3)が六分通り固まったら、3回に分けて加え、軽くさっと混ぜます
4
仕上げ
【1】シロップを用意します。フランボワーズジャムは温めたのち裏ごし、コルネ型に丸めた紙に入れておきます。
【2】スポンジを1cm厚さに3枚カットし、まわりを約3mmカットします。
【3】セルクルの内側にガナッシュクリームを3mm厚さにぬり、スポンジの底面をセルクルに入れ、シロップをぬり、残りのクリームの1/3量弱を入れて軽くならし、フランボワーズジャムを水玉模様に絞ります。
【4】片面にシロップをぬった2枚目のスポンジを(3)にのせ、 1/3量弱のクリームを入れ、ジャムを絞り、シロップをぬった3枚目のスポンジをのせ、残りのクリームを上面にのせ、パレットでならしつつ雪景色をかたどります。
【5】冷蔵庫で一晩ねかせたのち、セルクルをはずし、上面に粉糖をふり、アラザンや銀箔を飾ります。
1、生クリーム 動物性タイプを使います。 あれば脂肪分42~45%のもの。 2、ホワイトチョコレート 市販のクーベルチュールチョコレートを使いますが、味は値段に比例するそうです。
1、チョコレートは細かく刻む(すぐ溶けるように)! 2、チョコもバターも室温に出しておく。 3、キルシュを加えたら、室温で1時間位おいて冷ますか、ボールの底に水ボール(氷水ではない)をあてて十分冷ます(こうするととろみがつく)。
1、生クリームと(3)のチョコレートが同じ状態(とろみ具合が同じ位)で混ぜ合わせる。
2、混ざりが悪い!、困った時は…、 チョコレートがやや固めになってしまったら(冬の寒い季節など)ぬるま湯(低温)ボールにあてる。 但し、すぐ引き上げること、(水っぽくなってしまいますヨ)もし、水っぽくなってしまったら、水ボールにあてて冷やしてゆっくり混ぜます。
生クリームがゆるい時(夏季など室温が高い場合など) 氷水ボールにあてる。但し、長くあてすぎると、チョコレートが固まり、生クリームと分離してしまうので注意。 もし、分離してしまったら…ボールの底に手をあててゆっくり温める。あせらず、ゆっくり大切に混ぜてあげましょう!
製菓用チョコレートの中でも、カカオバターが40~15%以上含まれているものを特にこう呼ぶ。コーティング用に使う場合はテンパリング必要。
このレシピの先生
加藤 久美子 先生