L o a d i n g . . .
1998
10
3
[ 土 ]
1998
10
3
[ 土 ]
ひき肉のベーコン巻き
渡辺 誠
先生
合びき肉(牛ひき150g、豚肉ひき50g)
200g
生ベーコン3枚または生ハム6枚
玉ねぎ
1/2個
ピーマン
1/2個
卵
1個
イタリアンハーブ(イタリアンパセリ、ローズマリー、オレガノなど)
適量
ソース(玉ねぎ1/2個、トマトピューレ1/2カップ、ドミグラスソース1/4カップ、キドニービーンズ1/3缶、完熟トマト1個、チキンスープ適量)
さやいんげん
適量
●塩、こしょう、バター、オリーブ油
1
玉ねぎ、ピーマンは粗めのみじん切りにし、バター少々でソテーし、室温まで冷ましておきます。
2
ボールにひき肉、卵、塩、こしょう各少々、イタリアンハーブを合わせ、粘りが出るまで手で練り込み、(1)の野菜を加えて混ぜ、太い棒状に形を整えます。
3
生ベーコンを叩きのばして広げ(生ハムはそのまま)、(2)の肉をのせて巻き、直径6cm程度の太さに整えます。
4
表面に溶かしバターをハケでぬり、200~220℃のオーブンで25分程度焼き、オーブンからとり出して10分程度休ませます。
5
オーブンで焼き始めた段階で、ソースを用意します。ソースパンにバター大さじ1を熱し、小角切りにした玉ねぎを炒め、しんなりしてきたらトマトピューレ、ドミグラスソースを加えて約5分煮、水気をきったキドニービーンズ、湯むきして小角切りにしたトマト、チキンスープを加えてひと煮立ちさせ、味をととのえます。
6
皿にソースを流し、切り分けたベーコン巻きをのせ、いんげんのソテーなど好みのつけ合わせ野菜を添えます。
ベーコンを巻き、バターをぬって焼くことで、中のジュースが逃げない。焼き揚げたら、10分ほど休ませて肉汁を落ちつかせてから切る。
コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ 1996年 ¥2,700 コート・ド・ボーヌ地区は、白ワインの産地として数々の有名なワインを産出しています。しかし実際には赤ワインの生産量のほうが多く、その味わいは女性的で実に繊細、寿命が短いといわれています。特にヴィラージュは、一定の条件のもと、10.5度のアルコールを含有し、同じ地区の2種類のワインをブレンドしたもの。 鹿肉やはとのローストなど、肉質に特徴のある料理と合わせることのできるもので、ベーコンの香りがポイントのこの料理にもベストマッチといえます。
ソースに使うキドニービーンズは塩ゆでしてあるもの。塩味を確かめて調節します。
肉だねは粘りがでて完全につながるまでよく混ぜること。
柔らかいたねなので一度冷蔵庫で冷やすと固くなって扱い易い。
生ベーコンが入手できない場合は普通のベーコンを尖った肉叩きで繊維を叩きます(のばさなくてよい)。せんいを叩くことで焼き縮みを防ぎます。
ソースのトマトを加えたら長く煮ないこと。長く火にかけているとフレッシュトマトのおいしさが半減です。
ナイフとフォークを使って肉とソースとビーンズをよく混ぜながら一緒にいただきましょう。
このレシピの先生
渡辺 誠 先生