L o a d i n g . . .
1998
10
24
[ 土 ]
1998
10
24
[ 土 ]
タルト アマンディーヌ
加藤 久美子
先生
薄力粉
50g
強力粉
50g
塩
ふたつまみ
有塩バター
60g
冷水
(雨期)40~45cc(夏期)30~35cc
バニラビーンズ
1/2本
りんご(紅玉)
2個
シロップ※水2:砂糖1.25の割合で作る。
約170cc
アーモンドプードル
45g
コンスターチ
約2g
グラニュー糖
15~20g
レーズン
15g
生クリーム
60cc
カルヴァドス
10~12cc
アーモンドスライス
適量
粉糖
適量
●強力粉(打ち粉用)
下準備 ・パイエクスプレス生地を作り、型に敷き込みます(下記参照)。 ・オーブンは190℃に温めます。 ・レーズンは、やわらかくもどします。
1
パイエクスプレス生地の作り方
【1】薄力粉、強力粉、塩をふるい入れてカードで混ぜ、さいの目に切ったカチカチのバターを加え、切るようにして混ぜる。
【2】バターがあずき大になればよい。バターの粒が大きいと、その分身縮みをおこし、逆に小さすぎると層にならない。
【3】冷水を一気に加え、まわりの粉をかけながら、あえるようにして混ぜる。粉気が残るポロポロの状態でストップ。
【4】手の平に打ち粉をつけて(3)を台の上にとり出し、集めながらまとめていく。
【5】ポロポロの状態で、手で押さえるとやっとまるまるぐらいでよい。不安になっても水など加えてはいけない。
【6】練らずに、体重をかけて空気を抜くようにまとめていく。まとまったらラップに包み、冷蔵庫で30分~1時間休ませる。
【7】めん棒で1cm厚さまで叩いたら、生地をまわしながら3mm強の厚さにのばし、フォークまたはピケローラーでピケする。
【8】オーブンシードに型をのせ、生地を敷き込み、めん棒を型の上に転がして余分な生地を切り落とす。
【9】敷き込み完了。冷蔵庫20~30分冷やしおく。
2
フィリングの作り方
【1】りんごは縦4つ割りにし、皮と芯を除き、1.5cm厚さのくし形に切ってシロップに入れ、八分通り火を通します。火からはずし、ストレーナーにあけて汁気をきります。
【2】ボールにアーモンドプードル、コンスターチ、グラニュー糖を入れ、泡立て器でトントン軽く叩くようにしてよく混ぜます。
【3】(2)のボールに生クリーム、レーズン、カルヴァドスを混ぜ、(1)のりんごを加えて手で混ぜ、20~30分ねかせます。
3
仕上げ
【1】パイエクスプレス生地を敷き込んだ型にフィリングを入れ、上面にアーモンドスライスを散らし、アーモンドスの上に霧を吹いてから190℃のオーブンで、約35~45分焼きます。
【2】粗熱がとれたら型からはずし、半日以上おいてから粉糖をふりかけます。
1)15分煮た状態。外側が透き通っていた中はまだ白っぽい。火からおろし30分おいて余熱で火を通す。
2)30分おいて汁気をきった状態(このように透明になります)。
フランス、ノルマンディー地方特産のアップルブランデー。辛口で、アルコール分は40~50と高く、食後酒や、カクテル、製菓用の材料に。
作った翌日からさらにおいしくなります。
りんごは崩れてしまわないように手で大切に混ぜること。
フィリングは焼く前に30分おくこと。
ねかせることでりんごからシロップがででゆるくなり、レーズンにりんごの風味がつきます。
このレシピの先生
加藤 久美子 先生