L o a d i n g . . .
1998
11
28
[ 土 ]
1998
11
28
[ 土 ]
オーベルニュー地方の卵とじ
渡辺 誠
先生
合びき肉(脂の少ないもの)
200g
玉ねぎ
1個
マッシュルーム
1パック
卵(大)
3個
生クリーム
1/3カップ
パセリのみじん切り
大さじ1
ナツメッグ
ひとつまみ
●塩、こしょう、バター、小麦粉
1
玉ねぎ、マッシュルームは粗いみじん切りにします。
2
フライパンにバター大さじ1を熱し、(1)を中火で水分が出てくるまで2~3分炒め、ひき肉を加えて今度は強火で水分がなくなるまで炒め、器にとり出して室温になるまで冷まします。
3
ボールに卵を溶きほぐし、生クリームを混ぜ、(2)を混ぜ合わせ、さらにパセリのみじん切りとナツメッグを合わせ、塩、こしょうで調味します。
4
型にたっぷりとバターをぬり、小麦粉を薄くはたき、(3)を流し込み、200℃のオーブンで30~40分焼きます。中心に竹串を刺してみて、生の卵がついてこなければ焼き上がっています。
ブルゴーニュ地方最北部の小さな町「シャブリ」の周辺に広がるぶどう畑。この地から生まれたシャドルネ種のぶどうから、辛口で、きめ細かな果実の風味を持った良質の白ワインができ上がり、シャブリの名が与えられました。日本でもよく知られている白ワインの代表的なもので、その力強さと飲み口のよさは、第一級の味といえます。 フランス中央高地オーベルニュー地方の卵料理とは、思いがけないほど素敵なハーモニーとなります。
1)ちょっと待って!注ぐときにグラスを持ち上げるのはNG
2)グラスの底に手を添えて頂きましょう。
フランスではたいへんポピュラーな料理のひとつで、冷蔵庫の残り野菜とゆで肉のくずなどで作ります。焼きたてでも冷やしてもおいしく食べられます。
野菜はマッシュルームのほかに生椎茸やしめじ、舞茸といったきのこ類やにんじんなどが入ってもよい(御家庭でちょっと残ったものを利用して)。
ひき肉を加えたらポロポロになるように炒めます(塊はつくらないで)。
型にはバターをまんべんなくぬりつけて粉をはたいておくこと(焼き上がりがきれいにはずれます)。
焼きあがったら、5~10分おいた方が切り分け易いですが、型のまま食卓に出して熱々をサーバーですくって分けるのもフランス風です。
この卵とじにはサラダとパンをプラスすると献立は完璧です。
このレシピの先生
渡辺 誠 先生