L o a d i n g . . .
1998
12
12
[ 土 ]
1998
12
12
[ 土 ]
牛すじ肉とレンズ豆の煮込み
渡辺 誠
先生
牛すじ肉、またはシチュー用切り落とし肉
300g
レンズ豆
100g
玉ねぎ(大)
1個
トマト(大)
2個
チキンスープ
適量
トマトペースト
1/3~1/2カップ
エルブ ド プロヴァンス
少々
パセリのみじん切り
少々
●塩、こしょう、バター、オリーブ油
1
レンズ豆は一晩水につけてもどします。
2
牛すじ肉は食べやすい大きさに切ります。玉ねぎは粗みじん切り、オリーブ油少々であめ色に炒めておきます。トマトは湯むきして皮と種をとり、ざく切りにします。
3
フライパンにバター、オリーブ油各大さじ1を熱して牛肉を炒め、全体に焼き色がついたら煮込み鍋に移します。チキンスープを肉がかくれるくらいまで加え、肉が充分やわらかくなるまで1時間~1時間30分煮込みます。途中、ときどきスープを足し、煮上がった時点では、肉がやっとかくれる程度の水分量になるようにします。
4
(3)にレンズ豆、玉ねぎ、トマト、トマトペーストを加えます。水分が少なくなり、レンズ豆が煮くずれてくるまで煮込みます。
5
エルブ ド プロヴァンス、パセリのみじん切りを加えて混ぜ、塩、こしょうで味をととのえて仕上げます。
名前の通り、レンズのように薄い円盤形をしている。幾つか種類があり、緑色の皮をもつフランス産はコクがあり、特に上質とされる。サラダやスープにも向く。
マスタードの生産地をして有名なディジョン。このディジョンにほど近いコート・ド・ニュイ地区にあるジュヴレ・シャンベルタン村で、特級以上の扱いを受けているのがこのワインです。色合いが濃く、非常に芳醇な香りを持つワインで、ニュイ地方でも最も飲みごたえのある力強いものといえます。 レンズ豆の煮込みという、ごく一般的な地方料理には少々贅沢かもしれませんが、ワインのおいしさを充分にひきたててくれる組み合わせです。
2日目、3日目と味がなじんでおいしくなるため、フランスの家庭では一度にたくさん作ります。
きのこ類を加えてもおいしいでしょう。
エルブ ド プロヴァンスはプロヴァンス地方の家庭で常用されるハーブミックス。市販品も出回っています。
牛すじ肉は肉屋さんのスミの方においてあります。みつからないときはお店の人に頼むとよいでしょう。
チキンスープはまず600ccくらい入れ、途中足しながら煮ます。トマトやトマトペーストを加えたら弱火で15分煮、煮上がりは水分を少し残した方がよい。塩加減はきつめにしたほうが美味しい。この料理何度も煮返すごとにおいしくなるので是非たくさん作ってみて!
オリーブを加えてゼラチンで固めると素敵なオードブルに変身。
このレシピの先生
渡辺 誠 先生