L o a d i n g . . .
1999
2
27
[ 土 ]
1999
2
27
[ 土 ]
フランス風いちごのタルト
加藤 久美子
先生
▼サブレ生地(300g分)
バター
80g
粉糖
40g
卵黄
1個分
牛乳
10~15cc
薄力粉
160g
※ この配合で作り、約140gを使う。残った生地は冷蔵庫で約2週間保存できる。
▼アーモンドクリーム
アーモンドプードル
40g
グラニュー糖
30g
バター
40g
溶き卵
25cc
薄力粉
小さじ1強
キルシュ
3~4cc
▼カスタードクリーム
牛乳
200cc
バニラビーンズ
1/4本
卵黄
2個分
グラニュー糖
60g
薄力粉
13g
コンスターチ
13g
バター
10g
キルシュ
3~4cc
▼仕上げ用
生クリーム
60cc
粉糖
2~3g
いちご(とよのか)
25~30粒
フランボワーズジャム、またはフランボワーズナパージュ
適量
ピスタチオ
適量
●型ぬり用バター、打ち粉(強力粉)、白ワイン
1
<下準備> ・サブレ生地を作り(別項参照)、2時間から一晩休ませます。 ・アーモンドクリームを作り(別項参照)、20~30分休ませます。 ・カスタードクリームを作り(別項参照)、バットにあけてラップをかけ、粗熱をとります。 ・型に薄くバターをぬります。 ・オーブンを190℃に温めます。
2
▼アーモンドクリームの作り方
【1】ボールにアーモンドプードルとグラニュー糖を入れ、泡立て器で軽く叩いて均一にして混ぜ合わせます。
【2】バターを加えて手で練り、粒がなくなったら卵を加え、泡立て器で空気を抱き込むようにして混ぜます。
【3】全体に白っぽくなったら薄力粉を加え、泡立て器で軽く混ぜ、キルシュを加えて混ぜ、このまま20~30分休ませます。
3
<作り方>
【1】サブレ生地を打ち粉をした台にとり、めん棒で3mm厚さにのばし、型に敷き込み、底面に細かくピケし、冷蔵庫で15分休ませます。
【2】(1)にアーモンドクリームを入れ、上面を整えてから190℃のオーブンで約20~25分焼きます。
【3】いちごはボールに入れて白ワインで洗い、ヘタをカットしておきます。
【4】カスタードクリームをボールに移し、泡立て器でほぐしながらキルシュを加え、なめらかにします。
【5】生クリームに粉糖を加えて六分立てにし、(4)に3回に分け入れます。
【6】2)に(5)を縁から1cm内側に小山状にのせて冷蔵庫で休ませ、(3)のいちごを外側からのせ、さらに一旦冷蔵庫で休ませます。
【7】フランボワーズジャム、またはナパージュを温めて(6)の表面に手早くハケでぬり、刻んだピスタチオを飾って仕上げます。
4
サブレ生地の作り方
【1】室温にもどしたバターを、空気を入れないようにして手でクリーム状に練り、粉糖を3~4回に分け入れながら、手早く混ぜます。
【2】(1)に卵黄を入れてざっと混ぜ、人肌に温めた牛乳を入れて静かに混ぜます。バターがピカッと光る状態になればよい。
【3】薄力粉をふるい入れ、全体にそぼろ状になるまでカードで切り混ぜます。
【4】台にとり、体重をかけてギュッと押さえながら空気を抜き、ひとまとめにします。これをラップで包み、冷蔵庫で2時間から一晩休ませたのち、必要量140gを切り分けます。
5
カスタードクリームの作り方
【1】牛乳に裂いたバニラビーンズを入れて中火にかけ、フツフツしてきたら鍋をまわして温度を平均にし、沸点(80℃)まで温める。
【2】この間に、卵黄にグラニュー糖を加えて白っぽくマヨネーズ状になるまで、空気を入れ込みながら混ぜる。
【3】薄力粉とコーンスターチを合わせて入れ、練らないように軽く混ぜる。粉が少し残っている状態でよい。
【4】(1)の牛乳を3回に分けて加える、加えるごとに、空気を入れないように溶かすように混ぜる。
【5】厚手鍋に移して強火にかけ、最初はゆっくり混ぜ、とろみがついてきたら手早く一気にかき混ぜ、手応えが重くなり、ツヤがでてピカッと光ったら火からおろす。
【6】すぐに1cm角に切ったバターを加え、手早く混ぜる。
このレシピの先生
加藤 久美子 先生