L o a d i n g . . .
1999
3
13
[ 土 ]
1999
3
13
[ 土 ]
ポン ヌフ
加藤 久美子
先生
▼パートブリゼ
薄力粉
75g
強力粉
75g
塩
ふたつまみ(0.5~0.6g)
有塩バター
75g
卵
1個
冷水
5~10cc
▼シュー生地
牛乳
30cc
水
30cc
バター
25g
塩
ひとつまみ(0.3g)
グラニュー糖
小さじ1/3(約1.5g)
薄力粉
35g
溶き卵
75~80cc
▼カスタードクリーム
牛乳
100cc
バニラビーンズ
1/5本
卵黄
1個分
グラニュー糖
30g
薄力粉
6g
コンスターチ
6g
バター
5g
ラム酒
5~6cc
▼仕上げ用
粉糖
適量
フランボワーズジャム
適量
●型ぬり用バター、打ち粉(強力粉)、卵水
<下準備> ・パートブリゼを作ります(別項参照)。 ・シュー生地を作ります(別項参照)。 ・カスタードクリームを作り、ラム酒を混ぜます。 (2月27日<フランス風いちごのタルト>参照) ・型にバターをぬります。 ・オーブンを190~200℃に温めます。
1
作り方
【1】パートブリゼをめん棒で3mm厚さにのばし、ピケしてから型に敷き込みます。(空気を抜きながら型に生地をぴったりとはりつけます。)残りの生地で5~6mm幅、8~9cm長さのひもを12本作ります。それぞれを冷蔵庫で冷やします。
【2】ボールにシュー生地を入れ、カスタードクリームを少しずつ、木ベラで空気を入れないように混ぜ合わせます。(そのまま20分休ませます。)
【3】(2)を1cmの丸口金をつけた絞り袋に詰め、(1)の型に八分目まで絞ります。
【4】パートブリゼのひもを橋に見立ててかけます(別項参照)。
【5】天板に並べ、190~200℃のオーブンで15~20分焼きます。上面がふくらんできたら、180℃に下げて約20~25分焼きます。
【6】(5)がすっかり冷めたら、粉糖を上面にたっぷりかけ、対角線上の2面に、フランボワーズジャムをぬり、紅白に分けて仕上げます。
2
パートブリゼの作り方
【1】マーブル台にふるい合わせた薄力粉、強力粉、塩をひとまとめにしてのせ、1cm角に切ったカチカチのバターを加え、カードで手早く混ぜる。
【2】バターが小豆大になったら両手で生地をすり合わせる。バターを溶かさないように、手早くする。
【3】(2)をひとまとめにして真ん中をあけ、中心に卵を入れて指先でつぶし、水を少しずつ加えてざっと混ぜる。
【4】カードで外側から粉をかけ、切るようにして混ぜていく。黄色みをおびてポロポロのそぼろ状になるまで、切るように混ぜる。
【5】少し粉気が残るくらいでひとまとめにし、端からカードで大きく切る。切った生地を重ねてさらに切る(グルテンを出さずに混ぜるため)。アイスクリームの断面のようになればよい。
【6】台に打ち粉をし、(5)の空気を抜く。このとき体重をかけて静かに押しつけるようにし、決して練らないこと。
【7】俵形にまとめ、ラップに包んで冷蔵庫で1時間以上休ませる。
【8】他の準備ができたら生地を台にとり、めん棒で叩いて1cm厚さにし、さらにのばす。
3
シュー生地の作り方
【1】牛乳、水、5~6mm角に切ったバター、塩、グラニュー糖を合わせて中火にかけ、木ベラでゆっくりとまわしながら、バターを溶かす。
【2】温度が80℃になり、フツフツと細かい泡が出てきたら鍋をまわして混ぜ、中央に白い泡が集まって完全に沸騰したら火からおろす。
【3】すぐにふるった薄力粉を一度に加え、木ベラでグルグルと力を入れてまわし続ける。すぐにまとまってくるので、手を休めない。
【4】コロンとひとつにまとまるまで混ぜる。
【5】溶き卵の2/3量を入れ、木ベラで生地をつぶすようにして混ぜる。練ってはいけない。
【6】残りの卵を少しずつ混ぜ込みながら、生地がピカッと光るまで混ぜる。卵の量で固さを調節する。
【7】生地の固さは、木ベラですくったとき、1秒で落ちるくらいがよい(シュークリームの生地より少しやわらかめ)。
4
橋のかけ方
【1】十文字に橋をかけるので、ポイントの4ヶ所を水でぬらす。
【2】ひも状のパートブリゼを1本、少したるませるように、型の端から端へかける。つっぱらせてはいけない。
【3】表面に卵水をぬる。
【4】2本目をクロスしてかけ、十文字のとじめの間と表面に卵水をぬる。
【5】型からはみ出した端は、ハサミで切りとる。
フランス風いちごのタルト
1999年2月27日放送このレシピの先生
加藤 久美子 先生