L o a d i n g . . .
1999
8
7
[ 土 ]
1999
8
7
[ 土 ]
すいとん
中村 成子
先生
小麦粉(強力粉)
1カップ
熱湯
2/3カップ
だし昆布
10cm
煮干し
8~10尾
大根
10cm
油揚げ
2枚
長ねぎ
適量
●塩、酒、しょうゆ、七味唐辛子
1
大根は皮をむき、薄い短冊に切ります。油揚げは熱湯をかけて油抜きし、縦半分に切ってから短冊に切ります。
2
鍋に昆布と水8カップ、頭と腹ワタをとった煮干しを入れ、昆布が充分に水を吸ったら、弱火にかけてゆっくり煮出し、煮立つ直前に昆布をとり出し、さらに2~3分煮て煮干しをとり出します。次に(1)を加えて5~10分煮ます。
3
ボールに小麦粉を入れ、熱湯を注ぎ入れ、箸3~4本でよくかき混ぜ、粗熱がとれたら手でこね、耳たぶくらいの固さにします。
4
(2)の鍋に(3)の生地を、ぬらした手で一口大にちぎり、丸めて平たくのばして加えます。浮き上がってきたら弱火で4~5分煮、塩小さじ1~1+1/2、酒、しょうゆ各大さじ1で調味します。
5
器に盛り、小口切りのねぎを散らし、好みで七味唐辛子を添えて食べます。
大根、油揚げの煮えた汁の中に、すいとん生地を一口大にちぎっては平たくして入れていく。このとき、手をぬらすとやりやすい。
必ず熱湯を加えて練ります。力を込めて、途中抱え込みながらこのくらいの状態になるまでしっかりこねます。
すいとんの生地は、少し時間が経つと弾力が出てきます。残った生地は1時間位ねかせてから一口大に丸め、薄くのばし(手に油をつけるとよい)、油少々をひいたフライパンで、焼き目がつくように弱火で焼きます。好みではちみつや、しょうゆとねぎで食べます。おやつや夜食におすすめです。
このすいとんは先生のお母さまから伝えられた味です。 幼少のころの辛かった記憶やそして先生がご出産なさった時も、「お乳がよく出るように!力が出るように!」と応援に来て作ってくださったなどなどすいとんに纏わる思い出はつきないそうです。 収録当日はもんぺ姿でのご登場でしたが(いつも料理に合わせてコーディネートしていらっしゃいます)途中、胸をつまらせる場面もありました。
美味しいだしの取り方がポイント。 煮干しは頭とワタをとって水につけて30分から1時間おき、弱火でゆっくり煮だします。
このレシピの先生
中村 成子 先生