L o a d i n g . . .
▼ジェノア生地(30×30cm天板1枚分)
バター
50g
ショートニング
50g
砂糖
140g
薄力粉
120g
ベーキングパウダー
2g
牛乳
45cc
卵黄
3個分
卵白
3個分
▼ザーネクリーム
生クリーム
260cc
板ゼラチン
3g
卵黄
2個分
砂糖
25g
▼ガナッシュ
生クリーム
360cc
ビターチョコレート
75g
砂糖
60g
▼チョコレート入りボンブ
卵黄
1個分
砂糖
10g
ビターチョコレート
5g
▼仕上げ用
グラニュー糖
適量
アンズジャム
適量
1
下準備
【1】・小さなボールにラップを敷いて牛乳を入れ、冷凍します。 ・薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいます。 ・板ゼラチンはたっぷりの水につけてもどします。 ・ビターチョコレートは細かく刻みます。 ・オーブンを180~185度に温めます。
2
ジェノア生地の作り方
【1】ボールにバターとショートニングを入れ、軽く泡立て、砂糖の半量を加えてよく混ぜる。
【2】卵黄を全部加えてさらによく混ぜる。
【3】(2)に冷凍しておいた牛乳を加え、砕きながら氷の粒がなくなるまでよく混ぜる。凍った牛乳を加えることで、バターが冷たくなり、あとから加える粉のグルテンが出にくくなって、口当たりのよい生地になる。
【4】卵白をよく泡立て、残りの砂糖を加えて固く泡立てる。
【5】(3)のボールの底が冷たい状態で、(4)のメレンゲをひとすくい入れて木ベラでよく混ぜる。ここでよく混ぜておかないとダマになる。粉の半量を混ぜ、残りのメレンゲの半量、粉、メレンゲの順に混ぜ合わせる。
【6】紙を敷いた天板に(5)を平らに流し、カードで平らに広げる。180~185℃のオーブンで15~20分、表面がきつね色になるまで焼く。
【7】熱い天板からはずして平らにおき、別の天板などでふたをし、粗熱がとれるまで冷ます。
【8】冷めたら焼き面の薄皮を手ではがす。薄皮がついたままでは、クリームやガナッシュがはがれやすいため。
3
ザーネクリームの作り方
【1】ボールに卵黄と砂糖を入れ、マヨネーズ状になるまでよく泡立てる。別のボールで生クリームを固く泡立て、冷蔵庫で冷やしておく。
【2】ゼラチンの水をきって小さなボールに入れ、湯煎にかけて溶かし、熱々を(1)のボールに加え、泡立て器でよく混ぜる。
【3】(2)に冷やしておいた生クリームを3回に分けて加える。ひとすくい目はよく混ぜる。2回目からは、泡立て器でからめては落とす感じで、最後まで混ぜていく。
【4】半分にカットしたジェノア生地を薄皮を除いた面を上にして置き、ザーネクリームを平らにのばし、冷蔵庫で冷やす。
4
ガナッシュの作り方
【1】刻んだチョコレートをボールに入れて湯煎にかけ、泡立て器でときどき混ぜて完全に溶かす。
【2】湯煎からはずし、すぐに砂糖を加えて混ぜる。砂糖が溶けずにザラザラとしている状態でよい。
【3】(2)が温かいうちに、生クリームを7~8回に分けて混ぜる。混ぜ方は、泡立て器でチョコレートをからめるようにすくっては落とす感じ。生クリームが完全に混ざりきらないうちに次を加え、混ぜすぎないようにする。
【4】冷やしておいたザーネクリームの上に平らにのばし、冷蔵庫で少し固くなるまで冷やす。
【5】残りの生地を薄皮を除いたほうを下にしてそっと重ね、縁を整え、再び冷蔵庫で冷やす。
【6】(5)の生地をトレーなどの台に移し、もう1枚のトレーを重ねてはさむようにし、上下を返す。再び冷蔵庫で冷やす。
5
チョコレート入りボンブの作り方
【1】小さなボールに卵黄、砂糖を泡立て、マヨネーズ状になったら湯煎で溶かした熱いチョコレートを加えてゴムベラでよく混ぜておく。
6
仕上げ
【1】完全に固まったサンマルクの表面にチョコレート入りボンブをパレットナイフでぬり、グラニュー糖をかけながら、熱くした焼きゴテで焼く。一度に全面は焼けないので、コテを火にかけながら何回もくり返す。
【2】表面がバリバリに固く焼き上がるので、パレットナイフでアンズジャムをぬり、一晩冷蔵庫で冷やしておく。翌日にはちょうどよいやわらかさになり、切り分けやすくなる。
チョコレート入りボンブをぬってから、キャラメリーゼすると色づきがよくなります。
このレシピの先生
葛西 由利 先生