L o a d i n g . . .
■コーヒーカスタードのドボ
▼ドボ生地
卵黄
3個分
卵白
3個分
砂糖
125g
粉糖
30g
薄力粉
125g
ベーキングパウダー
3g
塩
3g
ぬるま湯
35cc
サラダ油
35cc
■ボンブ入りカスタードクリーム
▼カスタード
牛乳
150cc
砂糖
35g
バター
25g
コンスターチ
8g
卵黄
3個分
ブランデー
大さじ1
インスタントコーヒー
3g
▼パータボンブ
卵黄
1個分
砂糖
20g
板ゼラチン
4g
▼仕上げ
粉糖
適量
ココアパウダー
適量
●ショートニング・強力粉・キルシュ
1
下準備
【1】板ゼラチンは水でもどします。
【2】オーブンは150℃に暖めます。
【3】パウンド型はショートニングをぬり、粉を軽くはたいて底に紙を敷き、冷蔵庫で冷やしておきます。
2
ドボ生地の作り方
【1】卵黄と砂糖の約1/3量を合わせて泡立て、途中、粉糖を2~3回に分けて加えながら、さらによくよく泡立てます。
【2】別のボールに卵白を泡立て、残りの砂糖を2回に分けて加え、しっかりしたメレンゲを立てます。
【3】(1)に(2)を木ベラでひとすくい入れ、よく混ぜます。最初のひとすくいだけよく混ぜておくと、粉が入ったときにダマができません。
【4】粉、ベーキングパウダー、塩を合わせてふるい、このうち半量を(3)に加え、木ベラでさっくりあわせます。
【5】粉が少し残っているくらいで残りを加え、さっと混ぜ、残りのメレンゲを加えてしっかり混ぜます。
【6】ぬるま湯とサラダ油をよく混ぜ、(5)に2回に分けて加えながら、木ベラですくっては落とすようにして、練らないように混ぜます。
【7】型に流し入れ、150度のオーブンで約25分焼きます。途中、生地がかなりふくらみますが気にしなくてよい。
【8】焼き上がったら型を逆さまにして置き、天板などを重石にのせて粗熱がとれるまでおきます。パレットナイフで生地を型から離して出し、冷まします。
3
仕上げ
【1】ドボ生地を3枚にスライスし、生地にキルシュをふりながら、ボンブ入りカスタードをぬり、生地、クリームの順に重ねていく。最後に粉糖、ココアパウダーを好みのデザインにふりかける。
4
ボンブ入りカスタードクリームの作り方
【1】ボールに約1割の牛乳を入れ、コンスターチを加えて混ぜる。
【2】卵黄を加えて混ぜ合わせる。
【3】茶こしなどで一度裏ごす。
【4】鍋に残りの牛乳、砂糖、バターを合わせて沸騰させ、(3)をざっと一気に加えて手早く混ぜる。
【5】その後はゆっくりと混ぜながら火を通し、とろみがつくまで煮る。
【6】ブランデーで溶いたコーヒーを加えて混ぜ、ボールに移して粗熱をとる。コーヒー風味のカスタードのでき上がり。
【7】この間にパータボンブを作る。卵黄と砂糖を合わせ、マヨネーズ状になるまでよく泡立てる。
【8】(7)に湯煎で溶かしたゼラチンを加え、ゴムベラでよく混ぜる。これをパータボンブという。
【9】熱が少しとれた(6)のカスタードにパータボンブを加え、泡立て器で合わせる。
【10】氷水にボールを浮かせて静かに混ぜ、とろみをつける。
ドボ生地のポイントは、卵黄に砂糖と粉糖を加えて重たくなるまで、4~5分かけてよく泡立てること。
メレンゲは1回目は良く混ぜて(犠牲にする)2かいめ、3かいめは粉が残っているうちに次のメレンゲを加えます。
ドボとはドイツ語でドボスマッセ・・軽い生地を意味するそうです。この生地だけで朝ごはんにしてもステキ。
このレシピの先生
葛西 由利 先生