L o a d i n g . . .
■栗蒸し羊羹(2本分)
煮あずき
450g
くず粉
10g
水
大さじ6
薄力粉
大さじ4
栗の含め煮
12個
●竹の皮
■レンジ栗蒸し羊羹(小15本分)
煮あずき
300g
水
大さじ4
薄力粉
大さじ4
片栗粉
大さじ2
栗の含め煮
6個
●竹の皮
1
煮あずき(約500g分)
【1】あずき300gはさっと洗って鍋に入れ、たっぷりの水を注いで強火にかけます。沸騰してきたらコトコト煮立つぐらいの火加減で煮ます。煮汁が茶色に色づいてきたらあずきをザルに上げて煮汁を捨て、さっと洗い、洗った鍋に戻します。
【2】再びたっぷりの水を注ぎ、中火強にかけ、沸騰したらコトコト煮立つぐらいの火加減でやわらかくまるまで煮ます。途中、豆が顔を出しそうになったら適宜湯を足し、アクが浮いてきたら除きます。
【3】1時間程煮て、指であずきを縦に押さえ、簡単につぶれるやわらかさになったらグラニュー糖80gを加えます。20分ほど煮てグラニュー糖100g強を加えて煮ます。焦げつかせないようにときどき底から大きく混ぜ、水気がほぼなくなるまで煮つめ、バットなどにあけて冷まします。
2
栗の含め煮
【1】栗1kg(大36個)は底を落として鬼皮をむき、渋皮もむきとって水にさらします。
【2】鍋に栗を入れ、新しい水を加えてくちなしの実を2個割って加え、強めの中火にかけます。沸騰したらアクをとり、紙ぶたをしてコトコト煮立つぐらいの火加減にし、約30分、金串がスーッと通るまでゆでます。
【3】(2)の鍋を蛇口の下に移し、徐々に水を加えながら15分さらし、くちなし臭を抜きます。
【4】水4カップに水気をきった栗を入れ、紙ぶたをして火にかけ、煮立ったら弱火にし、グラニュー糖300gを3回に分けて20分ごとに加えながら煮ます。煮汁につけたまま冷まします。
■栗蒸し羊羹
3
煮あずきにくず粉、薄力粉を加えて生地を作ります
【1】竹の皮はぬるま湯に浸してやわらかくもどし、端を細く裂いて紐を4本作ります。
【2】栗の含め煮は汁気を充分にきっておきます。
【3】くず粉を水で溶きのばし、煮あずきに加えてよく混ぜ合わせます。薄力粉をふるい入れ、ダマにならないように混ぜ合わせて羊羹生地を作ります。
4
竹の皮で生地を包み、蒸し器で約20分蒸します
【1】細長く折ったふきんなどで両脇を支えた竹の皮に、生地の1/4量を流し入れ、栗の含め煮を並べます。さらに栗をおおうように上から1/4量の生地を流し、手早く左右の皮を折りたたみ、向こうと手前の皮を合わせて折り込み、2か所ほどひもで結びます。同様にしてもう1本作ります。
【2】よく蒸気の上がった蒸し器に(1)を並べ、中火強で約20分、竹串を刺して生地がついてこなくなるまで蒸します。とり出して冷まします。竹の皮ごと切ると切りやすい。
■レンジ栗蒸し羊羹
5
電子レンジにかけては混ぜるをくり返し、生地を作ります
【1】栗の含め煮は汁気をきっておき、さいの目に切ります。
【2】煮あずきに水を加えてのばし、薄力粉、片栗粉をふるい入れて混ぜ、耐熱性の器に入れ、ラップをかけて電子レンジ強に約2分かけます。いったんとり出してゴムベラでよく混ぜます。
【3】ラップをしてさらに電子レンジ強に約2分かけ、とり出してよく混ぜ、栗の含め煮を加えて均等に混ぜます。さらに電子レンジ強に約1分かけます。
6
生地が熱いうちに小さな棒状にまとめます
【1】生地が熱いうちに15等分して棒状にまとめ、ラップで包んで冷まします。
【2】冷めたらラップをはずし、長さを合わせて切った竹の皮(湯でやわらかくもどし、端を裂いてひも30本を作っておく)で包み、ひもで結びます。
竹の皮に包んで蒸し上げる本格的な栗蒸し羊羹は、流れるほどのトロトロの生地を竹の皮に入れて作ります。
驚くほどのおいしさです。
もっと気軽にというときには電子レンジを使ったミニサイズの栗蒸しがおすすめです。
このレシピの先生
久保 香菜子 先生