L o a d i n g . . .
バター
200g
薄力粉
200g
水
80ml
塩
ひとつまみ
ダークチェリー(缶詰)
320g
* 生のアメリカンチェリーを使う場合は切り目を入れて種を除いて使う。
赤ワイン
80ml
チェリーヒーリングまたはチェリーブランデー
30ml
水
150ml
グラニュー糖
100g
シナモンスティック
1/2本
レモンの皮のすりおろし
1個分
フィリングを煮たシロップ
130ml
バター
10g
グラニュー糖
25g
薄力粉
20g
キルシュ
10ml
牛乳
120ml
砂糖
20g
バター
25g
コンスターチ
10g
卵黄
2個分
バニラオイル
少々
● 打ち粉(強力粉)、ぬり用溶き卵
1
フィユタージュを作ります
【1】バットの上にふるった薄力粉と冷たいバターをのせ、バターに粉をまぶしながら1cm角に刻みます。中央をくぼませて塩水を入れ、まわりの粉とバターを少しずつ混ぜて水分を全体になじませ、押さえつけるようにしてひとまとめにします。バターの塊のある状態でよい。
【2】ラップにのせて四角に形作りながら包み、冷蔵庫で休ませておきます。
2
フィリングを作ります
【1】鍋に赤ワイン、チェリーヒーリング、水、グラニュー糖、シナモンスティック、レモンの皮のすりおろしを入れて強火にかけ、沸騰直前にチェリーを加え、沸騰したら弱火にして5~6分煮ます。生のチェリーの場合はグラニュー糖の量を多めにし、約10分煮ます。
【2】シナモンスティックを除き、チェリーとシロップに分けます。
3
チェリーソースを作ります
【1】チェリーを煮たシロップを100mlと30mlに分けます。
【2】シロップ100mlにバターとグラニュー糖を加えて火にかけ、シロップ30mlで溶いた薄力粉を加え、泡立て器でよく混ぜながら透明感が出るまで煮ます。
【3】火からおろしてキルシュを加え、冷まします。冷めると濃度がついてプルンとした感じになります。
4
カスタードクリームを作ります
【1】牛乳の約1割にコンスターチを加えてよく混ぜ、卵黄を混ぜて裏ごします。
【2】残りの牛乳、砂糖、バターを鍋に入れて火にかけ、沸騰したら泡立て器で混ぜながら、(1)を一度に加え、フツフツと煮立つまで混ぜながら煮ます。
【3】バニラオイルを加えて冷まします。
5
仕上げます
【1】打ち粉をふった台に冷やしておいたフィタージュをとり、20×30cm角位の長方形にのばし、3つ折りにして90度向きを変え、再び長方形にのばします。これを4回くり返したのち2~3mm厚さにのばします。途中、生地がやわらかくなったら冷やします。
【2】(1)を下生地用に28×10cm角1枚、上生地用に32×14cm角1枚をカットします。残った生地は冷凍保存可能。
【3】天板にオーブンシートを敷いて下生地をのせ、縁を幅1.5cmほど残してカスタードクリームを平らにのせ、上にチェリーを並べ、チェリーソースを埋め込むようにしてのせます。
【4】生地の縁に溶き卵をぬり、上生地をかぶせて縁をしっかり押さえ、さらにフォークで押さえ、上面全体を突いて空気孔をあけ、溶き卵を全体にぬります。
【5】天板の端に寄せ、だれないようにアルミ箔を折った枠で囲み、型で押さえ、190~200℃のオーブンで約25分焼きます。
オススメは、焼きたての熱々にアイスクリームを! 是非一緒に食べてみて。
アメリカンチェリーが出回る季節には(5~7月)、是非フレッシュのチェリーで作ってみるとよいでしょう。
このレシピの先生
葛西 由利 先生