L o a d i n g . . .
えび(有頭)
8尾
しめじ
50g
エリンギ
50g
鶏ガラスープ
800ml
レモングラス(根元のほう10cm)
2本
バイマックル
6枚
カーの薄切り
4枚
ナンプリックパオ
大さじ1+1/2
エバミルク
100ml
プリッキーヌの小口切り
4本分
レモン汁
大さじ4
ナンプラー
大さじ4
香菜
1株
1
えびは頭と尾を残して殻をむき、背ワタをとり除く。しめじは小房に分け、エリンギは長さを半分に切って薄切りにする。
2
レモングラスは1cm幅の斜め切りにし、バイマックルは葉脈をとる。
3
各自の器にプリッキーヌ、レモン汁、ナンプラーを各1/4量ずつ入れ、混ぜ合わせる。 ▲スープと一緒に煮て、香りや辛みが飛んでしまわないように、先に銘々器に入れておくのがミソ
4
鍋に鶏ガラスープを入れて中火にかけ、沸騰したら(2)とカーを入れて約3分煮、きのこ類を加えて煮る。えびを加え、赤く色が変わったら、えびだけを(3)に盛る。
5
スープにはナンプリックパオとエバミルクを加えてさっと混ぜ、熱々を(3)に注いで香菜を散らす。
タイでは、きのこはフレッシュな袋茸を利用する。
<鶏ガラスープのとり方> 鶏ガラ1羽分を2~3つに切り、水できれいに洗う。鍋に水2リットルとともに入れて強火にかけ、煮立ったらアクを除き、香菜の根3株、粒白こしょう10粒、塩大さじ1/2を加え、弱火で40~50分静かに煮る。スープをこして使う。
香菜(上) タイ語ではパクチー、英語ではコリアンダー。個性的な強い香りだが、タイ料理にはなくてはならない香菜。根を使うのはもちろんのこと、根だけを使うことも多い。
バイマックル タイの柑橘類である、こぶみかんの葉のこと。特有のさわやかな芳香があり、手でちぎると一段と強く香る。針のように細切りにしても使う 。
レモングラス タイ語ではタクライ。葉はハーブティーでおなじみだが。タイ料理では生の茎の根元のやわらかい部分を刻んだり、つぶして使う。
カー しょうがの仲間で、英語ではガランガル。日本産のしょうがに比べて、フレッシュな軽い香り。手に入らないときはしょうがで代用する。
ナンプラー タイの基本の調味料。日本のしょっつると同じように魚醤で、魚のアミノ酸たっぷりのうまみが濃い味。
ナンプリック パオ チリ イン オイルともいう。赤唐辛子、にんにく、ホムデン(タイの小さなエシャロット)、干しえびなどを合わせて揚げた調味料。ペースト状で、トムヤムクンには欠かせない。
プリッキーヌ タイ料理には欠かせない赤唐辛子は、大きな辛さもいろいろ。その中のひとつプリッキーヌは、小さくて辛みの強い種類で、薬味として使われることが多い。
輸入食材店に使用するスパイスが冷凍で「トムヤムクンセット」になって売っています。
タイではごはんにかけて、カレーのように食べるのが人気。
えびは有頭がおすすめです。
鶏ガラスープをとっている時間がないときは、鶏ガラスープの素を使ってOKです。
トムヤムクンのトムヤムはタイ語で「辛くて酸っぱくてちょっと甘い」すべてが混ざった味のことだそうです。
このレシピの先生
山本 佐和子 先生