L o a d i n g . . .
▼天然酵母の丸パン
強力粉
500g
塩
小さじ2+1/2
砂糖
小さじ1
サラダ油
大さじ5
卵
1個
ぬるま湯(30℃)
約200ml
天然酵母の生種
25~27g
●打ち粉(強力粉)、牛乳
▼天然酵母の生種(約75g分)
ホシノ天然酵母パン種
1/2袋(25g)
ぬるま湯(30~32℃)
50ml
1
天然酵母の丸パン
【1】軽量カップに卵を溶き入れ、ぬるま湯を足して250mlにする。
【2】大きいボウルに強力粉、塩、砂糖、サラダ油を入れ、天然酵母の生種を加えて手で軽く混ぜ、(1)を加えてボウルをまわしながら混ぜる。全体に水分がゆき渡ったら、今度は手に打ち粉をつけ、なめらかになるまで手早くこねる。
【3】(2)をひとまとめにしてボウルに入れ、ラップをして20℃前後のところに8~9時間おいて、生地がひとまわり大きくなるまで一次発酵させる。
【4】台に打ち粉をして(3)をとり出し、打ち粉をつけた指で軽く押しながら広げてガス抜きする。スケッパーで10~12等分に分割し、固く絞ったぬれぶきんをかけ、20分ほと休ませる。
【5】手に打ち粉をつけて(4)をとり、中心から外側に押さえて軽くガス抜きする。次に縁を内側に折りたたみ、裏返して手のひらにのせ、もう一方の手で表面の生地を下にまわし込むようにしながら
【6】丸く腰高に形を整える。
【7】(5)をオーブンシートを敷いた天板に並べてぬれぶきんをかけ、20℃前後のところに約1時間30分おいて、生地がひとまわり大きくなるまで二次発酵させる。
【8】上面に、同量の水で割った牛乳をハケでぬり、190~200℃のオーブンで20~25分焼く。
2
【天然酵母の生種作り】 天然酵母はドライイーストのように直接粉に混ぜて使うことはできません。発酵させて生種の状態にして使います。酵母菌は生き物であるため、雑菌のない環境と適度な温度が必要ですが、発酵が少々うまくいかなくても、それなりにおいしいパンに焼き上がるのが天然酵母の魅力。いろいろな種類がありますが、ここではホシノ天然酵母パン種を使ってご紹介します。
【1】ガラスの広口ビンとスプーンを用意し、沸騰湯をかけて消毒する。 湯と水で調整して30~32℃のぬるま湯を作る。
【2】広口ビンに分量のぬるま湯を入れ、天然酵母パン種をふり入れてスプーンでかき混ぜる。
【3】ラップをかけてつま楊枝などで4~5か所穴をあけ、日時を記入する。
【4】20~25℃のところに25~27時間(夏季は20~22時間)おく。途中2~3回、そのつど熱湯消毒したスプーンで混ぜ、ラップも新しくして穴をあける。
【5】約20時間たってプクプクと泡が出ている状態。 かさも発酵前と発酵後では3倍くらいの違いがある。
【6】25~27時間たって完成した状態。 ピーク時より泡が少し落ちつき、どろっとした感じになっている。使うときは熱湯消毒したスプーンでよくかき混ぜ、分量を量って別容器にとる。
<保存> ・完成したものは、ラップをしたまま冷蔵庫に入れて保存する。1日1回、熱湯消毒したスプーンでかき混ぜ、ラップも新しくして穴をあける。 ・完成から5日目位までのものがベスト。これ以降になると分離してくるが、10日目位までは使える。
ガス抜きしすぎには注意!
発酵のしすぎは、味がなくなり、目が粗い出来上がりになってしまいます。
形は丸に限らず、お好みで!型に入れてもよいでしょう。
このレシピの先生
富樫 沙恵子 先生