L o a d i n g . . .
▼スポンジ生地(30×30cm天板1枚分)
卵白
3個分
砂糖
80g
卵黄
3個分
米粉
50g
バター(無塩)
25g
▼シロップ(つくりやすい分量)
水
100ml
グラニュー糖
50g
▼抹茶ホイップクリーム
生クリーム
200ml
砂糖
20g
抹茶
小さじ1
▼仕上げ用
抹茶
少々
粉糖
少々
1
スポンジ生地を作る
【1】天板にオーブンシートを敷き、縁の部分を立ち上げておく。
【2】バターは湯煎にかけて溶かしておく。
【3】ボウルに卵白を入れて泡立て、砂糖を2~3回に分けて加えながらさらに泡立て、角がピンと立つしっかりとしたメレンゲを作る。
【4】卵黄を溶いてメレンゲに加え、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。卵黄が完全に混ざりきらないマーブル状のときに米粉をふるい入れ、粉っぽさがなくなるまで練らないようにさっくりと合わせる。さらに溶かしバターを加え、同様にさっくりと合わせる。
【5】(4)を天板に流し入れ、カードで厚さを均一にし、180℃に熱したオーブンで10~12分焼く。
【6】天板からはずし、網の上にのせて粗熱をとる。
2
シロップを作る
【1】小鍋に水とグラニュー糖を入れて火にかけ、煮立ってグラニュー糖が完全に溶けたら火からおろし、粗熱をとる。
3
抹茶ホイップクリームを作る
【1】ボウルに砂糖と、抹茶を茶こしでふるって入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
【2】(1)に生クリームを少しずつ加えてはそのつどよく混ぜ、抹茶のダマができないように溶きのばす。ある程度溶きのばしたら残りの生クリームを全部加え、六分立てにして冷蔵庫に入れておく。
4
スポンジにクリームをぬって巻く
【1】スポンジのオーブンシートをはがし、焼き面を上にして置き、4辺の端を切り落とす。さらに焼き色の部分をそぎ落としながら、厚さも均一になるようにする。
【2】(1)のスポンジよりひとまわり大きくオーブンシートを切り、この上にスポンジの焼き面を上にして置き、シロップを全体にハケでぬる。
【3】六分立ての抹茶ホイップクリームを八分立てにし、スポンジの上にのせてパレットナイフで全体に広げる(このとき、手前を厚めにすると中心にクリームがたっぷりと入った形に巻ける)。
【4】手前のオーブンシートを持ち上げ、手前のスポンジを手で内側に入れて少し巻き込み、そのままオーブンシートを向こう端に動かしてスポンジを巻く。巻き終わりを下にし、上のオーブンシートに定規などを当てて下のオーブンシートを引っぱり、巻きをしっかりと締める。
【5】そのままオーブンシートをケーキに巻きつけ、両端をねじり、冷蔵庫で30分~1時間冷やしてクリームを落ちつかせる。
【6】仕上げ用の抹茶と粉糖を同量程度に混ぜて茶こしに入れ、オーブンシートをはずしたケーキの上面にふりかけ、好みの厚さに切り分ける。
和菓子用の上新粉よりさらに細かく超微粒に粉砕した洋菓子用の米粉。小麦粉では出せないしっとり、もちもちとした食感と口溶けのよさが特徴。製菓材料店で入手できる。
スポンジの上下、両端は切り落とす。
ひとまわり大きいサイズに切ったオーブンシートの上にのせ、シロップをうつ。
クリームを手前が厚めになるようにぬる(両端にはぬらない)。
麺棒を使って手前のオーブンシートを持ち上げ、そのままスポンジを向こう側に巻く。
上のシートに定規をあてて、下のシートを引っ張る(形がキュっとしまる)。
両端をねじって、冷蔵庫で冷やす。
米粉は製菓材料店に「リ・ファリーヌ」または「リ・ブラン」という名前で並んでいます。
スポンジ生地はメレンゲの泡をつぶさないように混ぜるのがポイント。
このレシピの先生
柳瀬 久美子 先生