L o a d i n g . . .
干し貝柱
1袋(50g)
干しえび
10g
干し椎茸(どんこまたは香信)
20g
サラダ油
大さじ3
長ねぎのみじん切り
1本分
おろしにんにく
小さじ2
おろししょうが
小さじ2
酒
大さじ1
一味唐辛子
小さじ1/4
オイスターソース
小さじ2
ナンプラー
小さじ2
しょうゆ
小さじ2
ごま油
大さじ5
1
干し貝柱、干しえび、干し椎茸は汚れをさっと洗い、一緒にポリ袋に入れる。水2+1/2カップを加え、空気を抜いて口をしばり、冷蔵庫に一晩おいてもどす。
2
(1)の貝柱はほぐし、えびはみじん切りにし、椎茸は軸を除いて3mm角に切る。もどし汁はとっておく。
3
フライパンにサラダ油、長ねぎのみじん切り、おろしにんにく、おろししょうがを入れ、強火にかける。フツフツと沸いてきたら中火にし、5分ほどじっくりと炒める。
4
(3)に(2)の貝柱、えび、椎茸を加え、さらに5分ほど炒める。
5
(4)に酒を加えてアルコール分を飛ばし、(2)のもどし汁、一味唐辛子、オイスターソース、ナンプラー、しょうゆを加え、強火にしてときどき混ぜながら、ほとんど水分がなくなるまで炒める。仕上げにごま油を加えて混ぜる。
保存は密閉容器に入れ、冷蔵庫で2~3週間ほど。
おかゆと相性抜群のXO醤。卵と炒めたり、チャーハンに混ぜるのもおすすめ。
帆立貝などの貝柱をゆでて干したもの。ゆでて干すことで生にはないうまみ成分が生まれ、濃厚なよいだしが出る。固く乾燥し、澄んだべっこう色をしたものが良品。形の不揃いなものや割れたものでも充分によいだしが出る。
水でさっと洗い、水につけて冷蔵庫に一晩おいてゆっくりともどす。ボウルよりもポリ袋に入れたほうが全体に水がまわりやすく、冷蔵庫内で場所をとらないのでおすすめ。
えびを素干にしたもの。中国料理に用いられる蝦米(シアミィ)は殻をむいて干したもので、さっぱりとした中にもうまみの濃いだしが出る。
水でさっと洗い、水につけてもどす。急ぐ場合は刻んでから水につけてもどしてもよい。
どんこは傘の縁が巻いていて肉厚で、歯ごたえのある食感としっかりとした風味がある。香信は傘が開いていて薄く、香りがよく使いやすい。それぞれの違いは栽培時期や収穫時期によるもので、どんこも収穫時期を過ぎると香信になる。「XO醤」には角切りにして使うので、形が揃うようにどんこ、または香信を使いたい。
水でさっと洗い、水につけて冷蔵庫に一晩おいてゆっくりともどす。
出来上がりに芯が残ったりしないように、とにかく乾物をじっくり時間をかけて充分にもどすこと。
食べ方はいろいろ、おかゆにのせるほか、チャーハンや焼きそばに入れたり、葉っぱに巻いて食べたりもおすすめ。
これ1つで旅の気分になれそう?!
このレシピの先生
小林 まさみ 先生