L o a d i n g . . .
かぼちゃ
1/4個(約300g)
玉ねぎ
1/4個(60g)
トマト
1/3個(50g)
にんにく
2かけ
カレー粉
小さじ1
カレーリーフ
12枚
厚削りがつお
小さじ1※手でもみ砕く。
シナモンスティック
1本※割りほぐす。
ターメリック
小さじ1
レッドペッパー
小さじ1/2
ブラックペッパー(粗びき)
小さじ1/2
塩
小さじ1
ココナッツミルク
50ml
水
2カップ
ココナッツミルク(仕上げ用)
100ml
1
カレー粉はフライパンに入れて弱火にかけ、こんがりした色になるまで空炒りする。
2
かぼちゃは種とワタをとり、小さめの一口大に切る。玉ねぎは横に2等分し、縦に2~3mm幅に切る。トマトはざく切りにする。にんにくは叩きつぶしてからみじん切りにする。
3
鍋に(2)の野菜、カレー粉、カレーリーフ、厚削りがつお、シナモンスティック、ターメリック、レッドペッパー、ブラックペッパー、塩を入れ、ココナッツミルクと水を混ぜて加え、全体を手でよく混ぜ合わせる。中火にかけ、かぼちゃが煮くずれない程度にやわらかくなるまで火を通す。
4
仕上げ用ココナッツミルクを加え、味をみて足りなければ塩でととのえ、煮くずれないようにゆっくり混ぜながら弱火で4~5分煮る。
モルディブフィッシュは、いわばスリランカ産のかつお節。日本のかつお節と違ってかびづけ工程がなく、臼でついて砕ける固さ。日本では手に入りにくいので、厚削りのかつお節で代用を。 ▲厚削りがつおは手で細かくもみ砕いてから使う。
和名は南洋山椒。カラピンチャと呼ばれ、スリランカ料理では香りづけのポイントになるもの。ドライを入手するか、生葉なら鉢植えも売られている。
甘い繊細な香りのスパイス。シナモンスティックはセイロン原産の良質な樹皮をロール状にして乾燥させたもの。よく似たものに中国やべトナム原産のカシア(肉桂)がある。
ショウガ科の多年草で、根茎を乾燥させて粉末にしたもの。和名はウコン。色づけのほか、他のスパイスとの仲介役になるため、合わせスパイスに使われることが多い。しっかり火を通すことが肝心。
赤唐辛子の粉末で、辛みづけのスパイスとして欠かせない。チリペッパー、カイエンペッパー、一味唐辛子などが同様に使えるが、チリパウダーはブレンドスパイスなので避ける。
未熟な果実を丸ごと乾燥させたもので、写真は粗びきのもの。インドやスリランカ料理では白こしょうより、香りの強い黒こしょうが好まれる。辛みの異なるレッドペッパーとあわせ使いをすると、複雑な味わいが生まれる。
かぼちゃ入りのカレーのときは、カレー粉を空炒りし、ローストの香りをつけるのがポイント。
カレーリーフが入手できない場合は、入れなくてもOK(ドライを使用する場合は多めに入れる)。
材料を鍋に入れて手でよく混ぜてから、火にかけるのはインド式です(手で感触を確かめて)。
このレシピの先生
香取 薫 先生