L o a d i n g . . .
■キャベツのマッルン
キャベツ
1/3個(350g)
玉ねぎ
1/6個(30g)
ターメリック
小さじ1/4
塩
小さじ2/3
ココナッツファイン
1/2カップ
ココナッツミルク
大さじ1+1/2
●サラダ油
■クレソンのサンボーラ
クレソン
3束(約160g)
トマト(固めのもの)
(小)1/2個
紫玉ねぎ
1/4個
青唐辛子
1本
厚削りがつお
小さじ2
※手でもみ砕く。
塩
小さじ2/3
ブラックペッパー(粗びき)
小さじ1/4
ひきたてクミンパウダー
小さじ1/2
レモン汁
大さじ1
ココナッツファイン
1/3カップ
ココナッツミルク
小さじ2
1
キャベツのマッルン
【1】キャベツはせん切りにする。玉ねぎは横に2等分して薄切りにする。
【2】ココナッツファインとココナッツミルクは、手でもんでよく混ぜ合わせる。
【3】中華鍋にサラダ油大さじ1を熱し、玉ねぎ、ターメリック、塩を入れて玉ねぎがしんなりするまでよく炒める。(2)を加えてさっと炒めてからキャベツを加え、約1分炒め合わせる。キャベツが温まる程度でよく、キャベツから水分が出る前に火を止める。
2
クレソンのサンボーラ
【1】ひきたてクミンパウダーを作る(作りやすい分量)。フライパンにクミンシード大さじ2を入れ、焦げ色に変わり、食べてみてカリッとするまで空炒りする。すり鉢に移して粉末状にすりつぶす。
【2】クレソンは、茎は小口から薄切りにし、葉は7~8mm幅のざく切りにする。トマトはくし形に切ってから5mm厚さに切る。紫玉ねぎは横に3等分して薄切りにする。青唐辛子は斜め薄切りにする。
【3】ココナッツファインとココナッツミルクは手でもんでよく混ぜ合わせ、青唐辛子を加えてまんべんなく混ぜ合わせる。
【4】ボウルに(3)と紫玉ねぎ、厚削りがつおを加えて混ぜ、クレソンを加えてもみ込むようにしながら手で混ぜる。
【5】トマトを加えてひと混ぜし、塩、ブラックペッパー、ひきたてクミンパウダー、レモン汁で調味する。
ショウガ科の多年草で、根茎を乾燥させて粉末にしたもの。和名はウコン。色づけのほか、他のスパイスとの仲介役になるため、合わせスパイスに使われることが多い。しっかり火を通すことが肝心。
未熟な果実を丸ごと乾燥させたもので、写真は粗びきのもの。インドやスリランカ料理では白こしょうより、香りの強い黒こしょうが好まれる。レッドペッパーとあわせ使いをすると、複雑な味わいが生まれる。
セリ科の一年草の種子。特有の香りとかすかな苦みがあり、消化器官を刺激して食欲を増進させる。シードのまま使うときは、最初に油で炒めて香りを引き出す。加熱しない料理には、そのつどシードを空炒りしてひいて使う。
ココナッツはココヤシの果実。白い胚乳を削って使うが、ココナッツファインはそれを乾燥させたもの。ココナッツパウダー、ココナッツダイスなどとも表記される。ココナッツミルクは削りたてを水と一緒にもんで絞りとったもの。缶詰は冬期に分離して固まりやすいので、缶をよくふってから開ける。
モルディブフィッシュは、いわばスリランカ産のかつお節。日本のかつお節と違ってかびづけ工程がなく、臼でついて砕ける固さ。日本では手に入りにくいので、厚削りのかつお節で代用を。 ▲厚削りがつおは手で細かくもみ砕いてから使う。
「マッルン」とは、しんなりした状態のことを意味し、火は通しても炒めすぎてはダメ。
キャベツは水が出てくる前に仕上げます。
「サンボーラ」は、混ぜた料理、つまりサラダです。
2品ともココナッツが入るのが特徴、現地では生のココナッツを使って作りますが、ココナッツミルクとココナッツファインを混ぜて代用しています。
このレシピの先生
香取 薫 先生