L o a d i n g . . .
鶏胸肉(皮なし)
1枚(200g)
わけぎ
2~3本
にんじん
4cm
生椎茸
2個
卵
3個
だし汁
1/2カップ
酒
大さじ1
みりん
大さじ1
砂糖
大さじ1
しょうゆ
大さじ2
1
わけぎは4~5cm長さに切り、葉元と葉先にざっと分けておく。
2
にんじんは4cm長さの細切りにする。椎茸は石づきを除いて1cm厚さのそぎ切りにする。
3
鶏肉は幅を半分に切り、端から包丁を寝かせるようにして一口大のそぎ切りにする。
4
卵はボウルに割り入れて溶きほぐす。
5
フライパンにだし汁、酒、みりん、砂糖、しょうゆを合わせて中火にかけ、煮立ったら鶏肉を全体に散らすようにして入れ、色が変わるまで煮る。
6
にんじん、椎茸、わけぎの葉元を全体に散らすように加え、火を弱めてふたをし、4~5分煮る。
7
わけぎの葉先を加えて全体に混ぜ、中火にしてひと煮立ちさせる。
8
溶き卵を菜箸に伝わらせながら全体に流し入れる。
9
ふたをしてフライパンを軽く2~3度ゆすり、卵が半熟になったら、火を止めて1分ほど蒸らす。
卵は新鮮なものほどコシがあってほぐれにくい。特に白身がほぐれにくいので、菜箸で切るようにしてよくほぐす。
だし汁の量と味つけのバランスがおいしさの決め手。だし汁が多すぎたり、味つけが薄すぎると、ぼやけた味の卵とじになってしまうので注意。
溶き卵は必ず煮汁が煮立っているところに流し入れる。まず外側からまわし入れて中心に行き、再び外側にまわし入れる。
卵とじはごはんにのせてどんぶりに、みそ汁と漬けものを添えてどうぞ。
わけぎの代わりに、菜の花、小松菜、水菜、チンゲンサイなどの青菜を使ってもよいでしょう。わけぎはねぎの一種で、長ねぎと玉ねぎの中間種。火が通りやすくて下ゆでがいらないので、切ったらそのまま加えればOKです。ねぎ類であるわけぎが入ることで味に深みが出るので、ほかの青菜を使うときは、長ねぎや玉ねぎなどを合わせて加えるとおいしくなります。
材料が早く煮えるようにすべて切り揃えておくこと(鶏肉、椎茸はそぎ切り、にんじんは細く)。
卵は箸をボウルの底につけて切るようにほぐします(持ち上げない)。
卵は多め(3個)使ってフルフルに仕上げましょう。
このレシピの先生
牧 弘美 先生