L o a d i n g . . .
全粒粉(薄力粉)
100g
薄力粉
30g
てんさい糖
15g
ベーキングパウダー
小さじ2
塩
ひとつまみ
グレープシードオイル
50ml
豆乳
80ml
りんご酢
小さじ1+1/2
あずき
1/4カップ
米水あめ
大さじ2~3
塩
少々
てんさい糖
大さじ1
シナモンパウダー
小さじ1~2
くるみ、またはアーモンド(無塩・ローストしたもの)
30g
米水あめ
大さじ1~2
●薄力粉
1
あずきあんを作る。あずきは3倍量程度の水とともに圧力鍋に入れ、圧がかかってから22~23分煮る。火を止めてそのまま放置し、圧が抜けたら米水あめを加えて混ぜ、少しやわらかめのあん(鍋底をこそげたとき跡が残るくらい)に仕上げ、塩を加えて冷ましておく。鍋で作る場合は、あずきにたっぷりの水を加えてやわらかくなるまでゆで(40~50分)、水分を飛ばしてから米水あめを加えて混ぜ、塩を加える。
2
スコーン生地を作る。ボウルに全粒粉、薄力粉、てんさい糖、ベーキングパウダー、塩を入れてゴムベラで混ぜる。ここにグレープシードオイル、豆乳、りんご酢を混ぜ合わせて加え、さっくり混ぜてひとまとめにする。
3
薄力粉少々をふった台に(2)をとり出し、左右上下に折りたたむことを5回ほど繰り返し、めん棒で1cm厚さの長方形にのばし、手で形を整える。
4
生地を横長に置き、上2cmほどを残して1のあずきあんを広げる。てんさい糖、シナモンパウダーをふり、くるみ、米水あめを全体に均等にのせる。
5
生地を手前から内側に巻き込むようにして巻き、とじ目をつまんでしっかり押さえる。6等分に切り分ける。
6
オーブンシートを敷いた天板に切り目を上にしてのせ、180℃のオーブンで20~25分焼く。
落としラップをかぶせて冷ます。
甘く煮てお菓子に使うという印象が強いが、たんぱく質を多く含み、食物繊維やビタミンB群、鉄や亜鉛などのミネラル類も豊富な豆。あずきに含まれるサポニンには利尿作用があり、水分による体のむくみに効果があるといわれる。また、赤い皮には抗酸化作用をもつアントシアニンが含まれる。
普通の小麦粉が小麦の胚乳のみを粉にするのに対して、表皮、胚芽まですべてをひいたもの。やや茶色がかった色をしている。ビタミンB1や食物繊維、鉄などを多く含む。この特集で使っている全粒粉は、地粉ともよばれる国産のもの。地粉はうどんなどに向く中力粉が多いが、ここでは薄力粉の全粒粉を使用するので、表示を確かめて購入するようにしたい。
米を麦芽で糖化させる伝統的な製法で作られた水あめ。さらっとした甘さをもつ。精製された砂糖などに比べて吸収が緩やかなので血糖値の上昇も穏やかで、体への負担も軽い甘味料。自然食品店やネットショップなどで購入できる。
ゆでたあずきは水あめを加えてから木べらで混ぜすぎないこと(ツヤがなくなる)。
6つに切り分けたら、それぞれをまな板から巻き取るようにすくって(ナイフやカードで)天板に移します。
このレシピの先生
今井 ようこ 先生