L o a d i n g . . .
■砂糖がらめ
ごまめ
30g
砂糖
40g
水
小さじ1
●油
■けしの実揚げ
ごまめ
30g
卵白
1個分
けしの実
30g
●油
■栗だけきんとん
栗の甘露煮(市販品)
12個(200g)
栗の甘露煮のシロップ
大さじ2~3
栗の甘露煮(飾り用)
2個
1
田作り 砂糖がらめ
【1】揚げ油を160℃に熱し、ごまめを入れて混ぜながら1分揚げ、バットなどに広げて冷ます(余熱で火が通るので、揚げすぎないように注意)。
【2】フライパンに砂糖と水を入れて弱めの中火にかける。混ぜずにときどきフライパンを動かしながら、泡が小さくなって粘りが出て、木ベラですくった液がたれる一瞬、糸を引くようになるまで煮つめる。
【3】火を止めて(1)を入れ、木ベラで手早く混ぜ続け、砂糖が白く結晶したら、バットに広げて冷ます。
2
田作り けしの実揚げ
【1】目の粗いザルをボウルにのせて2組用意する。卵白を軽く泡立て、ごまめを入れてからめ、ザルに上げて余分な卵白を落とす。
【2】(1)のごまめにけしの実を1尾ずつまぶし、もうひとつのザルにのせる(余分なけしの実が落ち、油が汚れない)。
【3】揚げ油を160℃に熱し、(2)をパラパラと手早く入れる。10秒ほどしてけしの実が落ち着いたら、混ぜながら1分揚げる。揚げすぎると苦くなるのですぐに網じゃくしで引き上げ、ペーパータオルを敷いたバットに広げて冷ます。
3
栗だけきんとん
【1】栗の甘露煮はボウルに入れ、マッシャーなどでなめらかにつぶす(固くてつぶしにくい場合は、電子レンジで軽く温めてからつぶすとよい)。
【2】(1)に甘露煮のシロップを好みの固さになるように加えながら、なめらかに練る。
【3】(2)を器に盛り、飾り用の栗の甘露煮を半分に切ってのせる。
カタクチイワシの稚魚を素干しにしたもの。田畑の高級肥料としてイワシが使われていたことから豊穣を願って「田作り」とも呼ばれる。形のくずれていないもの、油焼けしていないものを求める。
ケシ科の一年草または二年草のけしの種子。地中海沿岸が原産地で、白、灰色、黒などがあるが、日本では主に白いものを食用にする。プツプツとした食感と香ばしさが好まれて、料理やお菓子に用いられる。
鬼皮と渋皮をむき、砂糖やクチナシの色素などを使って甘露煮にしたもの。粒の大きさや甘み、値段もいろいろなので、好みのものを見つけておくとよい。
ごまめは炒らずに揚げるのがミソ、揚げる温度と揚げ時間を守りましょう。
揚げすぎは苦くなってしまいます。
けしの実はぴっちりまぶすには卵白が大切です、揚げてる途中で剥がれ落ちないように、一尾ずつきれいにまぶしてあげましょう(ここは横着しませんように)。
ごまめは小さくても‘お頭つき’、縁起もの、五穀豊穣を願います。
きんとんは栗をつぶすだけです!!シロップを加えてなめらかに仕上げましょう。
このレシピの先生
牧 弘美 先生