L o a d i n g . . .
■いわしのかば焼き
いわし(三枚おろし)
6~7尾分
しょうゆ
大さじ1+1/2
みりん
大さじ2
砂糖
大さじ1
トマトケチャップ
大さじ1
ピーマン
4個
塩
少々
粉山椒
少々
●小麦粉、油
1
いわしの手開き
【1】軽くぬらした紙の上にいわしを置き、包丁の先で尾から頭に向けて軽くなでるようにしてウロコをとり、胸ビレの下で頭を切り落とす。
【2】腹側を肛門まで斜めに切り落とし、包丁の先で腹ワタをかき出し、中骨の血合いに沿って包丁の先で軽く切る。頭と腹ワタは紙に包んで捨てる。
【3】水で洗い(腹の中は血合いが残らないように指でこすって洗う)、水気をペーパータオルで腹の中までしっかりとふく。
【4】腹側を手前にして両手で持ち、親指の先を中骨の上に沿わせて深く差し入れ、左右に動かして上側の身を中骨からはずして開く。
【5】尾のつけ根で中骨を折り、そこから中骨を持ち上げて、もう一方の手で身を押さえながら、頭側に向けてゆっくりと中骨をはずす。
【6】尾を下にして置き、左側の腹骨全体を包丁ですきとる。次に尾を上にして置き、反対側の腹骨もすきとる。フライなどに。
2
三枚おろしにする場合
【1】「手開き」の尾を切りとり、背ビレをよけて2枚に切り、背ビレがついている身の背ビレを切りとる。かば焼きなどに。
3
身をくずして使う場合
【1】「手開き」の身の中心から皮と身の間に親指を差し入れて身をはずし、反対側の身も同様にしてはずす。つみれなどに。
4
いわしのかば焼き
【1】ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、斜め細切りにする。
【2】たれの材料を混ぜ合わせておく。
【3】いわしは小麦粉を全体にまぶし、余分をはたき落とす。
【4】フライパンに油大さじ1/2を熱し、ピーマンをさっと炒め、塩をふってとり出す。
【5】フライパンに油大さじ1を足して熱し、(3)を並べ入れて中火で焼く。焼き色がついたら返して火をやや弱め、焼き色をつけて中まで火を通す。
【6】(5)のフライパンの油をペーパータオルでふきとり、(2)のたれをよく混ぜて加え、フライパンを揺すりながら煮立てていわしにからめる。泡が立ち、ツヤよく煮つまったら火を止める。
【7】器にかば焼きを盛り、残っているたれをかけ、粉山椒をふり、(4)のピーマンを盛り添える。
5
かば焼き丼
【1】丼に温かいごはんを盛り、かば焼きのたれをかける。もみのりを散らし、かば焼きをのせ、炒り白ごまをふる。
ウロコがたくさん残っているものほど鮮度が高い。さらに背の青みに光沢があり、目がはっきりとしたもの、腹が切れていないものを選ぶ。
このレシピの先生
牧 弘美 先生