L o a d i n g . . .
もち米
2合
だし汁
1カップ
みりん
大さじ1
淡口しょうゆ
大さじ1/2
塩
小さじ1/3
塩鮭(甘塩)
1切れ(100g)
(酒少々)
生椎茸
5枚(70g)
しめじ
1パック(100g)
みりん
大さじ1/2
淡口しょうゆ
小さじ1
塩
小さじ1/3
イクラ(塩漬け、またはしょうゆ漬け)
50g
三つ葉
1/2わ
1
もち米は洗ってたっぷりの水につけ、1時間浸水させる。
2
塩鮭は酒をふりかけてしばらくおき、水気をふいてグリルで焼いて火を通し、粗熱がとれたら皮と骨を除いて細かくほぐす。
3
椎茸は石づきを除き、1cm角に切る。しめじは石づきを除き、小房にほぐす。以上を耐熱容器に入れ、みりん、淡口しょうゆ、塩を加えて軽く混ぜ、ラップをして電子レンジ(500W)に3分かけ、ザルに上げて汁気をきる。
4
(1)をザルに上げて水気をしっかりときり、耐熱容器に入れて、だし汁、みりん、淡口しょうゆ、塩を加えて軽く混ぜる。ラップをふんわりとかけ、電子レンジ(500W)に8分30秒かけ、いったんとり出して手早く全体を混ぜる。表面を平らにならし、ラップをかけて再び8分30秒かけ、そのまま5分ほどおいて蒸らす。
5
(4)に(2)の塩鮭、(3)のきのこ、イクラ、2cm長さに切った三つ葉を加え、さっくりと混ぜ合わせる。
普通のごはんとして食べられている米は“うるち米”ですが、“もち米”はもちや赤飯、おこわや中華ちまきなどに使われる米です。うるち米が半透明なのに対し、もち米は乳白色で、大きな違いはでんぷんの成分にあり、粘性が強いのが特徴です。炊くときは、しっかり浸水しなければなりませんが、冷めても固くなりにくく、おいしさが長持ちしやすいので、行楽や行事の席にもおすすめです。ここでは、電子レンジを使って手軽に炊き上げてみました。具材は後から混ぜるだけなので、お好みでいろいろ変えて楽しんでください。
もち米は蒸す前に必ず水に浸す必要がありますが、圧力鍋を使ったこの方法なら浸水なしで蒸すことができます。 蒸し時間も短いので、具の下ごしらえを先にしましょう。
(1) 塩鮭、生椎茸としめじは、左記と同様に下ごしらえをしておく。
(2) もち米は洗ってザルに上げ、水気をきる。圧力鍋にだし汁1+1/2カップ、みりん大さじ1、淡口しょうゆ大さじ1/2、塩少々を入れて中火にかけ、煮立ったらもち米を加え、木ベラで混ぜながらもち米に水分を吸わせる。混ぜたとき、鍋底がしっかり見える状態になれば火を止め、圧力鍋用の蒸し器に米を移す。
(3) 圧力鍋(特に洗う必要はない)に水2カップを入れ、(2)をセットし(鍋の縁が汚れていたらふく)、ふたをして強火にかける。圧が上がったら弱火にして6~7分蒸し、火を止めて圧が下がるまでおく。
(4) (3)に(1)、イクラ、2cm長さに切った三つ葉を加えて混ぜ合わせる。
圧力鍋は、圧力調整機能がついた鍋のこと。空気や液体を逃さない密閉加熱で、食材を通常より高い温度と圧力の下で、短時間でよりおいしく調理することができる調理器具です。加圧源に水や蒸気圧を利用するので、水分を伴わない調理にはむきませんが、炊飯は得意調理の一つで、通常付属の専用蒸し器を使います。蒸し器のついていない場合は、100円ショップなどでも売られている簡易蒸し器を利用したり、器を置いた上に金ザルなどをのせて、オーブンシートを敷き、米をのせて炊くとよいでしょう。
加熱のポイントは蒸しあがりにムラのないように、必ず一度取り出して混ぜること。
再度加熱するときも平らにならしておきます。
電子レンジが得意とする‘おこわ調理’、1回にもち米2合が適量です。
このレシピの電子レンジの加熱時間は出力500W使用の場合で、600Wなら加熱時間を20%減、400Wなら20%増にして加熱してください。
このレシピの先生
牧 弘美 先生