L o a d i n g . . .
牛すね肉(シチュー用)
400g
水
6カップ
ビーツ
(小)2個
にんにく
1かけ
玉ねぎ
1/2個
セロリ
1/2本
にんじん
1/2本
キャベツ
2枚
トマト
(小)2個
塩
小さじ1
こしょう
少々
サワークリーム
適量
ディル
適量
●バター
1
鍋に牛肉と分量の水を入れて強火にかけ、煮立ったらアクをていねいにすくいとる。弱火にしてふたをし、肉がやわらかくなるまで1時間ほど煮る(途中、煮汁が少なくなったら肉にかぶる状態になるように水を足す)。肉をとり出し、煮汁4カップをとりおく(足りなければ水を足す)。
2
ビーツは葉を切り落として皮をむき、細切りにする。にんにくはみじん切り、玉ねぎは縦薄切り、セロリは斜め薄切り、にんじん、キャベツはせん切りにする。トマトは皮を湯むきして種を除き、ざく切りにする。
3
鍋にバター30gを溶かし、にんにく、玉ねぎ、セロリ、にんじん、キャベツを加えて炒め、しんなりしたらビーツとトマトを加えて炒め合わせる。ビーツの色がなじんだら弱火にし、ふたをして10分ほど蒸し煮にする。(1)の煮汁を加え、再びふたをし、静かに煮立つ火加減で30~40分煮る。
4
(1)の肉を細かくほぐし、(3)に加えてひと煮し、塩、こしょうで調味する。
5
器に盛り、サワークリームと葉を摘んだディルをあしらう。
牛すね肉はやわらかく煮て肉と煮汁に分け、煮汁で野菜を煮て、肉は煮上がりに加えるようにすると、肉のおいしさが損なわれない。
ロシア料理のボルシチに欠かせない、赤紫色が鮮やかなビーツ。見た目は大根やかぶのようですが、生は土臭いので、ゆでてサラダやピクルスにするのが一般的。加熱調理で甘みが出ますが、水溶性のビタミンの栄養が流れ出てしまうので、煮汁ごといただくスープや煮込みがおすすめです。
すね肉のおいしいスープ、アクをていねいに取り除き、やわらかくなるまでじっくり煮ること。
煮えたすね肉はスープと分け、細かくほぐしておきます。
生のビーツが手に入らない場合は缶詰を利用しましょう。
食べるときはサワークリームとディルをお忘れなく!
このレシピの先生
坂田 阿希子 先生