L o a d i n g . . .
鶏もも肉
1枚(300g)
パプリカ(赤・黄)
各1個(300g)
グリーンカレーペースト
1袋(50g)
ココナッツミルク
3/4缶(300g)
バイマックルー(こぶみかんの葉)
5枚
香菜の根
2~3株分
パームシュガー
30g
ナンプラー
大さじ2
水
1+1/2カップ
香菜の葉
適量
1
鶏肉は皮を除き、一口大に切る。パプリカはヘタと種を除き、縦に6~7mm幅の細切りにする。
2
バイマックルーと香菜の根は一緒にお茶パックに入れておく。
3
フライパンを熱してグリーンカレーペーストを入れ、弱火で混ぜながら、熱がまわって油がじんわりとしみ出て香りが立つまで炒める。
4
ココナッツミルク缶の上部の濃い部分を大さじ5ほどすくって加え、カレーペーストとなじませるようによく混ぜ、残りの下部のさらっとした部分を分量分注ぎ、さらになめらかに混ぜる。
5
鶏肉、パプリカ、パームシュガー、ナンプラー、分量の水、(2)を加え、煮立ったら弱火にして10分煮る。お茶パックをとり出す。
6
器にカレーを盛り、香菜の葉を添える。固めに炊いたごはんや、ゆでたそうめんにかけて食べる。
青唐辛子ににんにく、しょうがや、クミン、ターメリックなどカレーでおなじみのスパイス、レモングラスやパクチー(香菜)などのタイ料理に欠かせないハーブ、シュリンプペーストなどを合わせた、深みのある味わいで人気のカレーぺースト。
ココナッツの固形胚乳から作られ、甘い風味で、料理やデザートに幅広く使われる。辛いタイカレーをまろやかにするのに欠かせない。置いておくと、濃厚なペースト状のものが分離して上面に浮いてくるが、これはココナッツクリームと呼ばれる。
東南アジアのミカン科植物・こぶみかんの葉。葉が2枚つながっているのが特徴。ライムのような香りで、トムヤムクンをはじめタイ料理の必需品。日本では乾燥ものがほとんどだったが、近年は生や冷凍ものを見かけることも。乾燥の場合は量を増やして使う。
タイ語で「パクチー」と呼ばれる、近年日本でも人気の独特で爽やかな香りのハーブ。通常、料理では葉のみを使うことが多く、根を切って売られるものも多いが、より香りが強い根っこも、揚げて食べたり、煮込みの香味として使いたい。
砂糖ヤシから作られる、精製されていないのでミネラル分が豊富で茶色い砂糖。黒砂糖ほどクセがなく、キャラメルっぽい風味の素朴でまろやかな味。辛み、酸味、甘みを際立たせたいタイ料理に欠かせないが、手に入らない場合は水あめで代用しても。
タイでも米のめんにかけて食べることが多いグリーンカレー。そうめんにもよく合う。そうめんはゆでて水気をしっかりときること。
鶏肉は皮を外したほうが、さっぱりとした味わいになります(お好みでOK)。
パプリカは縦に種を残すように切るとよい。
ココナッツミルクは上面の濃い部分を先にペーストになじませて香りを完成させてから残りを加えるのがおいしいポイント。
バイマックルーとパクチーの根はお茶パックに入れておくと、盛りつけるときに手間が省けます。
日本米を添える場合は固めに炊いてかけましょう。
つけめんにていただくのもおすすめです。
このレシピの先生
村上 千砂 先生