L o a d i n g . . .
■オートミールがゆ
オートミール(クイックオーツ)
60g
水
2カップ
■オートミールごはん
オートミール(ロールドオーツ)
110g
水
1+1/4カップ
1
オートミールがゆ
【1】小鍋に分量の水を入れて煮立て、オートミールを加えてヘラでかき混ぜながら、オートミールが水分を吸って全体にとろみが出てくるまで煮る。
2
オートミールごはん
【1】小鍋に分量の水を入れて煮立て、オートミールを加えてヘラでかき混ぜながら煮る。水分がほぼなくなったら火を止め、ふたをして1~2分蒸らす。
オートミールがゆ
オートミールごはん
オートミールがゆは甘みを加えて食べてもおいしい。ジャムのほか、はちみつやフルーツなどを加えても。
野菜たっぷりのミネストローネ仕立てにしても。ミネストローネ(下記参照)の半量を鍋に入れて煮立て、オートミール(クイックオーツ)40gを加えてヘラでかき混ぜながら、どろっとしてくるまで2~3分煮る。器に盛り、好みでエメンタールチーズを散らし、スープの余熱で溶かしながら食べる。
材料4人分 にんにく 1かけ 玉ねぎ 1/2個 にんじん 1/2本 セロリ 1本 じゃが芋 1個 さやいんげん 6本 赤唐辛子 1本 トマトの水煮 1缶(400g) 水 3カップ 洋風スープの素 小さじ2 ●塩、黒こしょう、オリーブ油
作り方 (1) にんにく、玉ねぎ、にんじん、セロリ、じゃが芋はみじん切りにし、さやいんげんは小口切りにする。赤唐辛子は種を除く。
(2) 厚手の鍋にオリーブ油大さじ2、にんにく、赤唐辛子を入れて火にかけ、香りが立ったら玉ねぎを加え、透き通ってくるまで弱火でじっくりと炒める。次ににんじん、セロリ、じゃが芋、さやいんげんを順に加えながら、そのつど油がなじむまで炒める。
(3) つぶしたトマトの水煮、分量の水、スープの素を加え、軽く塩、黒こしょうをふり、火を強めて煮立ったらアクをすくいとる。弱火にしてふたをし、ときどきかき混ぜながら30分ほど煮る。味をみて、塩、黒こしょうでととのえる。
台湾の朝ごはんの定番、豆乳スープ(シェンドゥジャン)をかけて。オートミールごはんを蒸らすタイミングに合わせて豆乳スープ(下記参照)を仕上げ、オートミールごはんにかける。
材料4人分 豆乳 2カップ 塩 小さじ1/2強 ザーサイ 20g 万能ねぎ 2本 香菜 少々 松の実 大さじ1 ●黒酢、ラー油、しょうゆ
作り方 (1) ザーサイは塩抜きしてから2~3mm太さのせん切りにする。万能ねぎは小口切りにする。香菜はざく切りにする。松の実はローストしておく。
(2) 小鍋に豆乳と塩を入れて火にかけ、煮立たせないように軽くフツフツとしてくる程度に温める。
(3) 器に(2)を注ぎ、ザーサイ、万能ねぎ、香菜、松の実をあしらう。食べるときに好みで黒酢やラー油、しょうゆをかける。
オーツ麦(えん麦)を脱穀して調理しやすく加工したもの。オーツ麦(oats)を加工した食事(meal)の意味で、古くからヨーロッパなどで食用としてきた。代表的なものに「ロールドオーツ」と「クイックオーツ」がある。
ロールドオーツはもみ殻を除いたオーツ麦を蒸して平らにのばして乾燥させたもので、加熱処理しているため調理時間が短縮。クイックオーツはロールドオーツをさらに調理しやすく砕いて加工したもので、いちばんポピュラーなタイプ。どちらも水や牛乳でおかゆのように煮て食べるのが一般的。ほかにシリアルのようにそのまま食べられる「インスタントオーツ」もある。オートミールは食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で、健康食品として評価の高い玄米と比較しても、食物繊維約3倍、鉄分約2倍、カルシウム約5倍と栄養価が高い。
このレシピの先生
柳瀬 久美子 先生