L o a d i n g . . .
もちあわ
50g
鶏胸肉(皮なし)
1枚(220g)
にんにく
1かけ
玉ねぎ
1/2個
セロリ
1/2本
水
5カップ
レモン(国産)の皮
1個分
レモン汁
大さじ2
卵
1個
イタリアンパセリ
少々
●塩、こしょう、オリーブ油
1
鶏肉は余分な脂を除く。
2
にんにく、玉ねぎ、セロリはそれぞれみじん切りにする。
3
鍋にオリーブ油大さじ1とにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったら玉ねぎ、セロリ、塩少々を加え、玉ねぎが透き通ってくるまで炒める。分量の水、鶏肉、洗ったもちあわ、レモンの表皮をすりおろして加え、煮立ったらアクをとり除く。軽く塩をふり、弱火にして鶏肉に火が通るまで15~20分煮る。
4
鶏肉をいったんとり出して食べやすく裂き、再び鍋に戻す。
5
ボウルに卵を割りほぐし、レモン汁を加えて泡立て器でよく混ぜ合わせる。そこに(4)の煮汁を1カップほどゆっくりと加えて混ぜ合わせる。
6
(4)の火を止め、(5)を少しずつ加えながら混ぜ、再びごく弱火にかけて煮立てないように1~2分火を通し、塩、こしょう各少々で味をととのえる。
7
器に盛り、イタリアンパセリのざく切りを添える。好みで上質のオリーブ油をかけてもおいしい。
「あわぜんざい」や「あわもち」などの原料として、あわをご存じの方も多いのでは。ひえと並んで日本最古の穀物の一つで、もち性とうるち性がある。もちあわはクセがなく、ほのかな甘みと独特のもっちりとした食感が特徴。食物繊維、ビタミンB1やE、ミネラル分を多く含み、中でも鉄分は雑穀の中でも最も含有量が多い。白米に炊き込んだり、もちやおかゆにするのもおすすめ。
もちあわと同様に調理の過程でそのまま加える。
玉ねぎは弱火でじっくり炒めること。
卵は卵白のコシをきってさらりとするまでよく混ぜておくこと。
このスープ、ギリシャではバスマティライス(長粒米)を使って作るスープですが、もちあわに替えてアレンジ、さわやかな香りとやさしいとろみが特長です。
もちあわの代わりにもちきびでもOK。
このレシピの先生
柳瀬 久美子 先生