L o a d i n g . . .
■卵入り甘酒白玉しるこ
白玉粉
70g
水
70ml弱
甘酒(ストレートタイプ・粒入り)
480ml
卵
1個
片栗粉
小さじ1(同量の水で溶く)
■あずき白玉しるこ
白玉粉
70g
水
70ml弱
あずき
150g
中ざら糖
100g
塩
一つまみ
1
卵入り甘酒白玉しるこ(酒釀湯圓加蛋)
【1】白玉を作る。ボウルに白玉粉を入れ、分量の水を加え、ひと呼吸おいてから指先で水をなじませながらこね、耳たぶくらいの固さまで練る。
【2】(1)を直径1.5cmほどに丸め、熱湯でゆでる。白玉が浮いてからさらに1分ほどゆで、氷水にとって冷まし、ザルに上げて水気をきる。
【3】卵は泡立てないよう、しっかりと溶きほぐす。
【4】鍋に甘酒と水1カップを入れて火にかけ、煮立ったら水溶き片栗粉でとろみをつけ、(2)の白玉を加える。溶いた卵を細く流し入れ、ひと混ぜして火を止める。
2
あずき白玉しるこ(紅豆湯圓)
【1】あずきは洗い、鍋に入れてたっぷりの水を加えて火にかけ、沸騰してから3~4分ゆでて湯を捨てる。新しい水6カップを加えて、沸騰したら弱火にし、やわらかくなるまで40~60分ゆでる。
【2】中ざら糖を3回に分けて加える。中ざら糖がほぼ溶けたら次を加えることを繰り返し、すべて加えてしっかり溶けたら塩を混ぜて火を止める。
【3】白玉は上記の作り方(1)~(2)を参照し、同様に作る。
【4】器に(3)の白玉を入れ、(2)のあずき汁を注ぐ。熱々でも常温でも、または冷たくしてもおいしい。熱々で食べる場合は、(2)のあずき汁の中に白玉を加えて温める。
台湾ではもち米を蒸して麹で発酵させた酒釀を使うが、味が似ている甘酒で代用。米と米麹を発酵させたもので、米粒が残ったストレートタイプがおすすめ。
中ざら糖は糖度が高い高純度の砂糖。表面にカラメルをかけているので黄褐色で、独特の風味とコクがある。台湾では日本の上白糖はほとんど使わずに、グラニュー糖、氷砂糖が主流。
白玉は小さく丸めること。
卵入り甘酒しるこ(酒醸湯圓加蛋)は、かき玉入り甘酒、卵酒のような風味、こちらは温かい状態でいただきます。
あずき白玉しるこ(紅豆湯圓)はあずきは粒が残るように煮て、甘さひかえめ、さらりと仕上げるのが台湾風、こちらは常温で食べてもOK。
湯圓は台湾の白玉しるこのことで、白玉は家族円満、家族団らんの象徴と云われています。
このレシピの先生
沼口 ゆき 先生