L o a d i n g . . .
鶏骨つきもも肉
2本(600g)
(塩 小さじ1〈肉の重量の0.8%〉)
玉ねぎ
1/2個(100g)
にんじん
1/2本(90g)
マッシュルーム
1パック(150g)
にんにく
1かけ
塩
小さじ1/2
トマトペースト
小さじ1
赤ワイン
1+1/2カップ
水
1/2カップ
こしょう
少々
ローリエ
1/2枚
タイム
1本
小麦粉
15g
バター(室温にもどす)
20g
●オリーブ油
1
鶏肉は皮目とは反対側から骨に沿って切り込みを入れて開き、骨の両端の軟骨部分を、赤い髄が見えるように少し切り落とす。塩をまぶし、室温に20分ほどおく。
2
玉ねぎは1㎝大に切り、にんじんは1㎝厚さの半月、または輪切りにする。マッシュルームは軸を少し落とす。にんにくは縦半分に切り、芽を除く。
3
フライパンにオリーブ油大さじ1を強めの中火で熱し、(1)の鶏肉の水気をふいて皮目を下にして並べ入れる。両面をこんがりとするまで焼き、とり出す。
4
(3)のフライパンに玉ねぎ、にんじん、マッシュルームを入れ、塩を少量とりおいて加え、炒める。油がまわったらトマトペーストを加えて炒め、(3)の鶏肉を戻し入れる。赤ワインを加え、強火にしてアルコール分をしっかり飛ばす。分量の水、にんにく、こしょう、ローリエ、タイムを加え、鶏肉にときどき煮汁をかけながら弱めの中火で30分煮る。
5
小さい容器に小麦粉とバターを入れてよく練り混ぜ、ブールマニエを作る。
6
(5)に(4)の煮汁少量を加えて溶きのばし、(4)の煮汁に少しずつ加え、混ぜながら煮てとろみをつける。味をみて足りなければとりおいた塩でととのえる。
赤ワイン煮に使うワインは、手ごろな値段のものでよいが、ぶどうの品種を選ぶとよりおいしく仕上がる。この煮込みにはシラー種というぶどうを使ったワインがおすすめ。シラー種のワインはタンニンがしっかりしたフルボディー系。こしょうのようなスパイシーさがあり、煮込んだときの発色がよく、深みのある味わいに。カベルネ ソービニヨンなどほかの品種がブレンドされていてもOK。残ったワインは、煮込みと合わせて飲むとまた格別。
鶏骨つきもも肉は、赤い髄が見えるように軟骨部分を切り落とすと、うまみが出ます
煮込みに使う赤ワインは、「シラー種」という品種のぶどうを使ったワインがオススメ!
赤ワインを加えたら強火にして、しっかりとアルコール分を飛ばすのがポイントです
このレシピの先生
加藤 巴里 先生