人は、愛のために何を捨てられるか・・・

名匠・渡辺淳一によって、風情溢れる季節感の中で切なく表現される、許されざる愛。
「骨まで愛して」とは、まさにこのこと。法理論を超えた、究極の愛・・・
過去の栄光から遠ざかり始めた恋愛小説家と、子供を持つ人妻。
時遅くして本物の相手に出会ってしまったふたりの、至上の、しかし確実に破滅へと向かう愛が、狂おしく描かれます。
瀬踏みも打算もなく、平穏も、未来への展望もなく、危険が溢れるだけ。
男は地位も家庭も財産も失い、女は母性さえ超越して、無私のなかでなお激しく求め合う。これこそまさに純愛！

日本経済新聞の連載時から一生を風靡、幻冬舎から出版された原作単行本は、上下巻合わせて50万部を突破しました。
1月に公開された劇場版も大ヒットを記録しています。
まさに「愛ルケ旋風」で湧く今、満を持して二夜連続でドラマ版を制作、世に問いたいと思います。

日本テレビ 前田伸一郎

村尾菊治…岸谷五朗

入江冬香…高岡早紀

織部美雪…瀬戸朝香

谷脇理代子…麻生祐未
菊池麻子…川島なお美
魚住祥子…杉田かおる

入江徹…吹越満
谷脇高士…平岡祐太
徳永雅人…中村俊介

美和…大塚ちひろ
栗山…東根作寿英
千春…鈴木理子

北岡耕造…柄本明

井波春男…小倉久寛
井波信子…阿知波悟美
刑事…甲本雅裕

ビジネスマン…パトリック ハーラン
ホテルフロント…ビート・きよし
保健の先生…菊池麻衣子
記者…井上公造

秋野…山本寛斎
裁判長…名高達男

星野…みのもんた（特別出演）

入江鈴江…泉ピン子（特別出演）

中瀬宏…古谷一行

原作
渡辺淳一「愛の流刑地」（幻冬舎刊）

プロデューサー
佐藤敦（日本テレビ）、前田伸一郎（日本テレビ）、西牟田知夫（日本テレビ）、黒沢淳（テレパック）

脚本
江口楯男（前編）、川嶋澄乃（後編）

音楽
松本晃彦

主題歌
倖田來未「愛証」（リズムゾーン）

原作コーディネーター
南田佐智恵

監督
井坂聡

制作協力
テレパック

製作著作
日本テレビ