新潟県妙高市の伝統調味料かんずり
本日の青空レストランは新潟県妙高市で開店!
今回訪れた妙高市は、去年「ゆきえび」で来て以来、2度目の開店となりました!
ゲストは初登場のクリス松村さんです!!
ここ妙高市は全国有数の豪雪地帯だけあり、雪が凄い!
雪の多さにテンションが上がるクリスさんと大輔さん・・・
テンションが上がった大人2人が始めたのは、雪合戦!
さらにテンションが上がった大輔さんは・・・
クリスさんを雪の中へ!!!
雪でじゃれてたので、おそらくですが・・・
今回が青空レストラン史上、一番長いオープニングになったと思います!
(放送では短くなってますが...)
助けに入る大輔さん...ですが
大輔さんも雪の中に!
オープニングから、おおはしゃぎの大人2人。
そして、ようやく名人宅へ・・・
今回お世話になる、東條昭人さんと東條邦明さん
そして気になる食材は...?
今回の食材は「かんずり」
ちょっと聞いた事がない・・・という方もいらっしゃると思いますが、
この「かんずり」は妙高地方では一家に一つ常備されている
食卓には欠かす事ができない調味料なんです!!
食通の間では「西の柚子こしょう」「東のかんずり」なんて言われているんですって!!
とにかく美味しいんですよ!!
その作り方はというと、
基本となるベースの材料は「唐辛子」!
かんずり専用の大きい唐辛子を、
なんと!!
雪の上にまくんです!!!
その名も「雪さらし」といいます。
ここ妙高の冬の風物詩です!
なんとも不思議な光景ですよね
このように雪の上に唐辛子をまくことで
唐辛子の辛みがマイルドになり、濃厚な旨味がでてくるんです!
早速、大輔さんたちもまきます
雪にさらすこと3日!
すると・・・
その間に雪が降り、さらした唐辛子の上に更に雪が積もって、
雪のサンドイッチ状態になります。
この状態が唐辛子の辛みをマイルドにして旨味を引き出すんです!!
掘り起こすのは大変な作業・・・
ついに姿を現してくれました!
3日間、雪の上にさらされた唐辛子は
どのような味に変わったのか?
早速食べてみる大輔さん
ほんとうに、辛みがマイルドになり旨味が凄い!
天然の冷蔵庫だからこそ出せるこの旨味!
おそらく市販の冷蔵庫ではこの旨味は出ないと思います
自然はやはり偉大です!
雪にさらした唐辛子を水で洗い、
ペースト状にして、加工します
唐辛子のペーストから「かんずり」と呼ばれる極上の調味料にする為に
糀・黄柚子・塩を入れて混ぜていきます!
この作業で「唐辛子」と「糀」、「柚子」そして「塩」をうまく混ぜなければ
おいしい「かんずり」は出来ません!
混ぜるだけではありません!
ここから、さらに熟成を促します。
熟成期間はなんと、3年もかかるんです!
早速試食!
「唐辛子の辛味」「糀の旨味」「柚子の酸味と渋味」「塩の風味」など
バラバラだった味が3年という歳月をかけて全てが一体になり
深い味が生まれるんです!
この唯一無二の調味料は、なんと!!
和・洋・中どんなお料理にも合うんです
今回は、豆板醤のかわりにかんずりを使った「かんずり麻婆豆腐」や
マヨネーズとかんずりを混ぜてかんずりマヨネーズの
「かんずりエビマヨ」を作ったのですが
その中でもスタッフオススメは「かんずりカルボナーラ」です
(※詳しいレシピはレシピブログをご覧下さいね!)
この「かんずりカルボナーラ」は絶品!!
見て下さいよ!この表情!!
クリスさんも大満足!
普段の料理にちょっと入れるだけで、いつもと違った味わいを楽しめます!
よいアクセントになりますので是非試して下さいね!
納豆やみそ汁などと合わせるのもオススメです!
最後は「かんずりクッパ」で乾杯!
ロケにご協力頂いた皆さん、本当にお世話になりました!
ありがとうごございました!!
☆オフショット☆