満天☆青空レストラン #300 へしこ in 福井県美浜町
満天☆青空レストラン
今回は福井県美浜町にやってきました。
そして今回で満天☆青空レストランは放送300回を迎えました!
ゲストはロッチのお二人。
イタリアSPに続き、記念すべき300回にも来ていただきました!
おめでたい話をしながら港を歩いていると...
素敵なピンクの作業着を着た4人のお母さんたちが!
こちらが今回の名人、新谷富子さん、畑好子さん、仲塚友子さん、浜野香澄さん!
ひとりひとり、作業着の後ろに書いてある名前を見せて自己紹介をしてくださいました!
今回の名人、仲良し4人組のお母さんたちは、地元の民宿で女将さんをやっています。
そんな名人たちが作る福井の伝統食品が今回のメイン食材!
記念すべき300回の食材は...「へしこ」
初めて聞いた「へしこ」にキョトンとするロッチ...
へしこを知らないことに焦り始めます(笑)
全く想像がつかないので、へしこ作りを体験していただきましょう!
まずはへしこの原材料となるサバを捌きます!
サバを開いて内臓を取り出します。
次はきれいになったサバを塩漬けします。
そのサバを2週間寝かせるのですが、寝かせている場所が特別なのです!
実はこちら、船小屋!
福井県内でも船小屋でへしこを作っているのはここだけだとか!
早速2週間前に塩漬けしたサバを見せていただこう!
本来は一樽に90本のサバを漬けこみ、その上に80kgの重しをのせます。
普段は女性4人でこの作業をやっています!
今回はみんなでお手伝い!
そしてこちらが2週間前に塩漬けしたサバ!
塩漬けした時に出るサバの旨味がたっぷりの調味液もへしこの味付けに大事な材料の一つ。
90本のサバを取り出したら、作業場に戻って次は味付け!
先ほどの調味液に数種類の調味料を混ぜ込みます。
調味液が完成したら、船小屋に戻り、本漬け作業!
塩漬けから取り出したサバを調味液と糠で漬け込んでいきます!
90本もあるので、みんなで楽しくお手伝い!
90本すべて漬け込んだところでなんとこれを1年間寝かせます!
今回は1年前に漬け込んだサバを特別に開けていただきました。
それがこちら!
1年間じっくり寝かせた、出来立てのへしこをその場で試食させていただきました!
ロッチの二人、初めての味に大興奮!
予想以上の味に感動です!!
1年じっくり寝かせたへしこを使って、絶品料理を振る舞っていただきましょう!
まずはお刺身!
糠をしっかり洗い落として、スライスした大根と一緒にいただきます!
お刺身はビールによく合うということで
今回は一品目からビールと一緒にいただきます!
続いてはへしこ茶漬け!
ある程度糠を落としたへしこを七輪で炙っていきます。
このままご飯と一緒に食べてもおいしそう!
薬味をのせて昆布ダシをかければ完成!
あまりのおいしさに窓の向こう側へ「ありがとう!」いただきました!
3品目はイカと新じゃがのマヨ炒め。
へしこを調味料として使います!
コカドさんもお手伝い!
具材に火が通ったところで完成!
調味料になったへしこの新しい魅力に驚きコカドさん!
続いては今回のお取り寄せ商品へしこチーズとバター
紹介してくださるのは、福井県内でお寿司屋さんを営む松谷亨さんと
フランス料理店のシェフの松谷欽巳さん。
ご兄弟に紹介していただきます!
今回はこのへしこチーズとバターを使っておいしい料理を作っていただきます。
最初は甘鯛と春野菜のへしこバターがけ。
ウロコをつけたままの甘鯛に熱々の油をかけると...
ウロコが立ってきます!
下茹でした春野菜を添えてへしこバターのソースをかければ完成です。
パリパリ甘鯛との相性は抜群!
続いてはへしこチーズを使ったニョッキを作っていただきます!
福井県産のそば粉を使ったニョッキに、
へしこチーズを混ぜ合わせたクリームソースを作れば完成です!
新感覚のへしこチーズは黙々と食べてしまうおいしさ!
本日の乾杯料理はへしこをたっぷり使ったペペロンチーノ。
まずはへしこをほぐします。
次にパスタと春キャベツを茹で、へしこバターと混ぜ合わせます。
最後にほぐしたへしこをトッピングすれば、完成!
それでは乾杯いたしましょう!
今回お世話になった皆様、ありがとうございました!