今週の路線
JR南武線
90年前に多摩川の砂利を運ぶ目的で開業されたJR南武線。神奈川県・川崎から、東京都・立川まで26駅を多摩川に沿って結び、川崎駅の隣の尻手駅からは、鶴見線の浜川崎へと延びる南武支線があります。沿線には住宅街が点在し、通勤・通学に便利な路線です。
今週の旅人
つるの剛士
1975年5月26日生まれ。福岡県出身。
一男三女の父親で、育児休暇をとるなど子煩悩なキャラクターで有名。
現在はバラエティー番組から、ドラマ、音楽活動など、多方面で活躍中!
今回初のぶらり旅。どんな旅になるのでしょうか?
分倍河原駅 府中市郷土の森博物館
つるのさんとは、府中市郷土の森博物館で待ち合わせ。ここは、昔の建物を移築して保存している野外博物館で、毎年この時期になると、こちらの梅園には1100本もの梅が咲きます。残念ながら今年は開花が遅れている様子。梅のエッセンスが入った梅ソフトをいただき、バスで分倍河原駅を目指します。
分倍河原駅 リュミエール
電車に乗る前に、分倍河原をぶらり。一軒のケーキ屋さんの看板で見つけたのは、「宝石のように美しいチョコレート」の文字。気になって中に入ると、ショーウィンドウにはキレイな色のチョコレートがたくさんあります。高級食材のトンカ豆を使用したチョコレートや、府中の名所の名前がついたお菓子など、おいしくて楽しいケーキ屋さんとの出会いでした。
府中本町駅 アトリエ77
最初の途中下車は府中本町。ぶらりしていると、お店の壁に地図がたくさん貼ってあります。よく見ると、普通の地図ではなく、イラストで描かれた絵地図でした。聞いてみると、お店の御主人が描いたものなのだとか。中には、絵地図で描かれた川の絵本もあり、つるのさんは興味津々。お子さんへのお土産にと絵本を購入です!
府中本町駅 中久本店 喫茶室「蔵」
さらに府中本町をぶらり。たどりついたのは、趣のある蔵を利用した酒屋さん。さらに、気になったのは、併設した喫茶室でいただけるという地酒「国府鶴」を利用した「酒粕ラテ」。酒屋さんならではの飲み物「酒粕ラテ」とはいったいどんな味なのでしょうか?
武蔵新城駅 駿河屋製菓
次の途中下車は武蔵新城。甘納豆専門店の駿河屋製菓におじゃまします。実は今回初めて甘納豆を食べるというつるのさん。オーソドックスな甘納豆から、ちょっと変わったココア甘納豆や抹茶甘納豆まで試食させてもらい、甘納豆のおいしさにすっかりはまってしまいました。
武蔵中原駅 まんが寺
武蔵という名に惹かれて下車したのは武蔵中原。ふと道端で見つけた大黒様の横には「寺がんま」ならぬ「まんが寺」と表記されたお寺。そこは、部屋のふすまや壁にたくさんの漫画家が描いた絵が飾られた「漫画博物館まんが寺」でした。お寺に来たとは思えないような、たくさんの漫画が飾られた異様な光景に驚きっぱなしのつるのさん。とっても楽しいお寺でした。
浜川崎駅 キルト工芸
南武線に支線があることを知ったつるのさんは、尻手駅で南武支線へ乗り換えて浜川崎駅へ。
工業地帯の浜川崎で見つけたのは、変わったイスがたくさん置いてある「キルト工芸」という会社。話を聞くと、こちらは様々なイスを製造している会社で、なんと新幹線N700系の運転席もこちらの会社が作ったのだそう。新幹線の運転席に座るという貴重な体験をさせてもらいました。
川崎駅 光州家
つるのさんは、南部線本線へ戻り、終点川崎へ向かいます。
川崎をぶらり歩いて見つけた韓国料理屋さんの立て看板には「水晶プレート」と書かれています。お店の方いわく、水晶を使ったプレートで焼く人気メニューなのだとか。他では見かけない、水晶プレートを使った焼肉のおいしさに感激しつつ、今回の旅を締めくくりました。