ぶらり途中下車の旅

村へと続く「開運橋」から名付けられた「開運の湯」。
村に暮らす40世帯ほどの皆さんが、毎日交代で当番をしている温泉で、女性が当番の日には、女性陣がぞくぞくと佃煮や煮物などを持って集まってくるので、受付横のこたつにはずらりと一品料理が並びます。訪れた人には、温泉あがりに温かいこたつと、美味しい手づくり料理を食べて行かないかとの誘いが待っています。
【冷蔵庫の新聞受け】
この地域では、バス停の横に冷蔵庫が設置されています。実はこれ新聞受け。雨の日も濡れないようにと、古くなった冷蔵庫を新聞受けに利用しています。新聞を運んでくるのは、鬼怒川温泉からやってくる朝一番のバス。運転手さんが停留所に置かれた冷蔵庫に新聞を入れ、それを日替わりの当番の人が取りにきて、村に持ち帰ります。そして、家ごとに仕切られた集配箱に仕分けし、各家の人が取りに来るのだそうです。