道草マップ

六ヶ所村

明治時代に6つの村が集まってできており、それぞれの村名が馬に由来するとされる。古来より名馬の産地として知られ、鎌倉時代には名馬『生食(いけずき) 』が源頼朝の軍馬となり、「宇治川の合戦」でも活躍したという。その馬の門出たところが「出戸(でと)」、身丈が鷹待場の架のようだったので、「鷹架(たかほこ)」、背中が沼のように平らだったので「平沼(ひらぬま)」、尾が斑になっているので「尾駮(おぶち)」、さらにその馬に鞍を打ったので「倉内(くらうち)」、鎌倉へ引き渡すために泊まったところが「泊(とまり)」となったとされる。また「尾駮の牧」は、青森県東北町と六ヶ所村にまたがる大牧場だったと推定され、ここから都へと供給された馬は、特に馬格に優れていた。

風力発電

陸奥湾と太平洋に挟まれ、高い山の無い六ヶ所村は風の通り道となり、年間を通じて安定した強い風が吹く地形。この風状が良いという環境を活かし、日本一の数を誇る合計77基の風車発電を行う。風車のタワーの高さが約65m、ブレードの長さが32m あるため、ブレードが真上に上がったときの最高到達点は約100m になる。また、蓄電池併設により一定の電力送電が可能で、全基で年間約7万世帯の電力に匹敵する。

2012年4月8日

今回の歩み3.3kmスタートから194.5km

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