ゴールを目指せ! マラソン犬は目的地へ辿り着けるか!?

 かつて北極圏に住む人々の重要な交通手段だった「犬ゾリ」。それが今や世界中で愛好される冬のスポーツとなり、短距離を競うものから、アラスカは1600kmに及ぶ長距離まで、犬と人とが共に楽しみ、力を合わせてゴールを目指す。 日本でも競技人口は年々増加し、年間20程の大会が開催されている。雪国で行われる大会には地元の他、雪のない各地域からの犬も多く出場している。

 そんな雪のない地域に育つ犬ゾリの犬たちは、雪道という慣れない状況に打ち勝つため、都会や野山で飼い主と共に厳しい訓練に励んでいる。そして来るべき大会へ向け、長距離に挑む犬たちの新たなる訓練がはじまった!

ゴールを目指せ! マラソン犬は目的地へ辿り着けるか!?

 とあるグラウンドにやってきた達也と長瀬。今回2人が訓練に挑む犬ゾリ犬のパートナーを務める。

 まず、達也担当はシベリアンハスキーの「ゴルゴ」(オス・2歳)、体長50cm・体重24kg。これまでに7度の優勝経験を誇る犬ゾリ界きっての強豪。ところが、先日出場した長野の大会では、優勝候補の筆頭でありながら、感情のムラがもとでレース後半バテバテ…散々な結果に終わった。飼い主の小野さんは長距離特訓が必要と判断し、兄弟の「流星」(オス・2歳)と共に、次の大会での復活をかける! そんなゴルゴにとって一番の強化課題は「集中力」。

 一方、長瀬担当はこちらもシベリアンハスキーの「イオ」(メス・2歳)、体長45cm・体重23.5kg。レース経験は浅く、厳しい特訓も未経験。飼い主の高田さんは、次こそ勝つ喜びを味あわせたいと、姉妹の「ジャム」(メス・2歳)と共に今回の訓練に挑む! そして、イオの一番の強化課題は「持久力」。

 今回訓練に挑む犬には、ソリの代わりに自転車をつなぎ、達也と長瀬がそれぞれ乗り込んで犬に合わせて走る。犬の進行方向と走りの誘導は、声の指示とブレーキ操作で行われる。

 声の指示は主に以下の言葉で行われる。
 前進…「ゴー」、右折…「ジー」、左折…「ハー」、停止…「ストップ」、など。


 達也と長瀬、まずは路上にでる前にグラウンド内で練習走行。だが、予想以上の速さにただ慌てるばかり…。

 スタート地点は太平洋を望む神奈川県三浦市「三浦海岸」。ここから市内を抜けて横須賀市へと進み、ゴールとなる標高241mの「大楠山」山頂を目指す! コースはそれぞれの強化ポイントに合わせ、長瀬・イオチームは長距離に慣れるため、起伏が少なく直線の多いルートを設定。一方、達也・ゴルゴチームは起伏と回り道が多いルートで集中力を鍛える。両者とも行く手には「市街地」「坂道」「山道」、そして1頭のみで走る「一頭引き」などのポイントが待ち受けている。ゴールまでの全長「約15km」。犬たちにとって長く厳しい道程…

 果たして、無事に目的地へ辿り着くことができるのか?



 両チーム二頭引きのスタイルで、PM2:00三浦海岸をスタート!

 まず勢い良く飛び出したのは、ゴルゴ率いる達也チーム。一方、イオ率いる長瀬チームも徐々に加速。達也と長瀬は共に慌てながら進行方向への指示を飛ばす。そしてこの先、指示を出すのがもっと難しくなる一般道へ。

 達也・ゴルゴチームは住宅街を走行中。そこへ民家の庭先から犬の鳴き声がすると、動揺したゴルゴと流星がストップ! 集中力が課題のゴルゴだが、飼い主の小野さんが落ちつかせると興奮はすぐに収まり、改めてスタート。

 その頃、長瀬・イオチームも住宅街を走っていた。ペースは遅いながらも、2匹の揃った足並みで順調に進む。

 そして、両チームは間もなく駅前を中心とした市街地エリアへと進むが、そこには「散歩中の犬」「他の犬のマーキング(電柱にかけられた縄張りを示すオシッコ)」「自動車」など、犬の注意を引く予期せぬ状況が待っている!

 一足先にやってきたのは達也・ゴルゴチーム。すると、いきなり寄り道でストップ! 看板についた他の犬のマーキングが気になるらしい。さらに、行く手に他の犬を見つけて興奮。飼い主の小野さんが必死に落ちつかせ、ようやく再スタート。この先まだまだ続く市街地、ゴールの山頂まであと13km。

 一方、長瀬・イオチームも市街地に入り、依然ゆっくりペースで走行。すると長瀬「元気ないぞ?」と、イオとジャムを気にかけるが、はじめての長距離だけに、無理せずにマイペースで走ることを心がける。

 その頃、達也・ゴルゴチームは再び住宅街にさしかかると、またしても庭先に犬を見つけるが、今度は視線を送るだけで、止まらずに走行。ゴルゴ、集中力の進歩か? 結局、住宅街はノンストップで走行!

 一方、長瀬・イオチームは次第に足並みが乱れ、やや疲れの見える様子。そして団地の中へ入ると、長瀬が必死に「ジー!(右折)」と指示を送るが、反応が鈍い…。走るというよりカワイイお散歩のペースだが、大丈夫か?

 そしてスタートから20分が経過し、依然ハイペースの達也・ゴルゴチームは、3km地点に達したところで400m続く上り坂に突入! 走る力と引く力を要する犬ゾリ、傾斜にしたがいペースは徐々にダウン。本番のレースではもっと過酷な長い雪道が続く。この坂をクリアできなくては完走などできない。そして達也が必死に声援を送る中、無事に急な坂道をクリア! ここで達也ははじめての休憩をとることにした。ゴルゴと流星を充分に褒め、水も充分にとらせる。そして5分間体を休めると、再び元気にスタート!

 その頃、長瀬・イオチームも400m続く上り坂にさしかかった。緩やかな坂道を進むイオとジャムは、たちまちお散歩ペースに…。それでも決して止まろうとはせず、ゆっくりながらも無事に難所をクリア! ゴールまで残りあと12km。

 しかし、次第に2匹の足並みが乱れはじめ、ついに止まってしまった! 初めての長距離に集中力が切れたか? そこでこちらも休憩をとることに。食事を採り休憩も充分か…とその時、イオとジャムが勝手に走り出してしまった! だが、すぐに引き止め大事には至らなかった。自転車ごと引きずる勢いに、気力・体力共に回復したと判断し、長瀬チームは再び走り出した!

 一方、達也・ゴルゴチームは6.8km地点の三崎口駅付近に到着すると、2つ目の難所となる800mに及ぶ上り坂に突入! 傾斜が厳しくとも、決して足並みを崩さないゴルゴと流星。犬ゾリレースの本番、足並みが揃っていれば険しい道程でも確実に進める。多くのレース経験から、ゴルゴにはそれが染みついているのか? そして残り 200mになると、飼い主小野さんの指示で2匹がスパートをかける。依然力強い足取りで、ついにこの難所を乗り切った!

 ここで2度目の休憩に入ると、二頭引きの特訓はここまで。ゴルゴを残し、流星は終了。ゴールまで残り7km、この先はさらに厳しい一頭引きとなる。それでもやる気満々のゴルゴ、一頭引きの特訓がはじまった!

 その頃、長瀬・イオチームは順調なペースで進む。しかし、庭先にいる数匹の犬が吠えだすと、イオとジャムは興奮して止まってしまった! 長瀬がなだめて何とか走り出すものの、周囲にを気をとられてすっかりペースダウン。これには長瀬「集中力が無いなぁ…俺と一緒で」と、自ら納得。

 そしてしばらく走ったところで一旦停止し、こちらも二頭引き訓練終了。ジャムを離し、ここからはイオ単独で持久力強化の一頭引き特訓に入る。長瀬を引っ張り順調な滑り出し…と思ったら、向かいから来た散歩中の犬とまたもやいざこざ! この先大丈夫なのか?

 スタートから1時間30分が経過し、両者それぞれのルートで三浦市から横須賀市へと進み、一頭引きの特訓が続く。

 そして、達也・ゴルゴチームは9km走ったところで、飼い主の小野さんから新たに提案。今度は「北斗」(オス・6歳)を一緒に走らせて、これも大会に向けて欠かせないコンビネーションの訓練をすることに。ゴルゴにとって大先輩の北斗と共に、力強い二頭引きのスタート。

 だが、北斗がいきなりポジションを入れ替わり、足並みを崩してしまった! 実は、犬ゾリの犬には、自分が走りやすいポジションがあるらしく、北斗は左側でないと走れないようだ。そこでポジションを入れ替え、気を取り直してスタート。2匹とも引っ張り合い、中々合わないコンビネーション。しかし、徐々に、2匹ともお互いに合わせるようになり、次第に足並みが揃った!

 一方、長瀬とイオも軽快な走りで池に沿って進む。すると、何かの鳴き声が! イオがビックリして立ち止まると、それは2羽のアヒルだった。と、今度は長瀬に異変が…「バス?バス?」と、しきりに叫ぶ長瀬。実は、走りながら「ブラックバス釣り」をしている少年に話しかけていたのだ。

 続いて細道に入ると、前方から散歩中のゴールデンレトリバーがやってきた! またもいざこざか? 2匹はけん制しあうようにその距離を縮めると、お互いの臭いを嗅ぎ合い、シッポを振ってすぐ仲良し! しかし、イオは訓練の真っ最中、相手の犬が再び歩き出すと、イオは振りかえって未練タラタラ…。

 その頃、達也・ゴルゴチームはさらに息の合った二頭引き走行。そしてゴールまで残り5kmとなったところでコンビネーション訓練は終了! 再びゴルゴの一頭引き訓練に戻る。すると、またしても前方から散歩中の犬がやってきた。しかし、ゴルゴはほとんど興奮しなくなり、集中力もかなりついたようだ!

 さらに街中を順調に進み、前方の信号が赤に変わると、ゴルゴは停止線でピッタリストップ! そして、再び走り出したかと思いきや、電柱にオシッコ…。すっきり軽くなった足取りでゴールを目指す!

 スタートから3時間30分が経過し、ペースを上げたイオはゴールまで残り2.5km。ゴルゴは残り3km。日没が迫り、これから最後の難関である山道へとさしかかる。果たして、先にゴールの山頂へ辿り着くのはどちらか?

 先を行く長瀬とイオは、大楠山方面の看板を見つけると、ここからバイクに乗り換えラストスパートのスタンバイ。しかし、イオにとって夜道を走るのは今回がはじめて。どうも走りがおぼつかない。暗い夜道、心細いのか? すると、残り800mのところでイオのペースが急激に落ち、ついに立ち止まってしまった! ここで長瀬は必死に励まし、落ちつかせるために水を与えるが、イオはほとんど口にしない。いったい原因は何なのか?

 そして達也とゴルゴも山道に突入し、残り1.3km。こちらもバイクに乗り換え、一気にスパートをかける!

 一方、依然立ち止まったままのイオ。飼い主の高田さんが心配で駆け寄と、なんと走り出した! まだ体力は残っているようだ。改めて山頂を目指しスタート! 息を荒げながらも力強い走りで進むイオ。すると、残り150mのところで山頂への看板を発見! 長瀬はバイクを降り、ここからは階段を駆け上がる。長瀬もかなり疲れているようだが、それでも懸命にイオを励ます。

 そして階段を登りきると山頂に到着! 長瀬とイオついにゴール!

 その頃、達也・ゴルゴチームもゴールまであとわずか。バイクを降り、山頂までの階段を軽やかに駆け上がると、長瀬とイオに迎えられてゴール!

 大楠山から見える夜景を望みながら、全員でこれまでの長い道程を振り返った。そして最後は見事特訓をクリアした犬たちに、ねぎらいの言葉をかけた。

<記録>
長瀬・イオチーム  「4時間26分」
達也・ゴルゴチーム 「4時間35分」

本番のレースを間近に控えたゴルゴとイオ、今回の特訓の成果はでるのか?彼らの今後の活躍に期待!

さよならココ

 木更津ケーブルテレビのカラオケ番組の後といえば「鉄骨!DASH!!」。実は、この番組の存続に関わる新たな動きが…鉄骨長瀬に何かあったようだ!

 昨年11月29日、日本テレビではいつも通り鉄腕DASHの収録が行われていた。そこへ、鉄骨長瀬ことココは、TOKIOがいるスタジオを訪れ、重大な決意を明かした。それは、「語学の勉強をするためアメリカへ行く」というものであった。ココは事情を聞いたTOKIOのメンバーから励ましの言葉をもらい、さらに鉄骨メンバーも駆けつけ、全員と固い握手をかわした。

 鉄骨メンバーと共に楽しい日々を過ごしていた彼が、なぜアメリカへ旅立つことになったのか? そして、なぜ故郷のミャンマーを離れ、日本にやってきたのか? そこには陽気な彼からは想像もつかない、家族と祖国への想いを巡る、壮絶な物語があった! それは…

 TOKIQ長瀬ことココ・ソー(29歳)。1970年、彼はミャンマーの首都ヤンゴンの郊外で生まれ、3人兄弟の末っ子として可愛がられた。小さい頃から活発なガキ大将、その一方で女の子にモテモテ! そして勉強も良くできた。最も得意だったのが社会科。そしてココは、この頃から未だ見ぬ遠い国への憧れを抱いていた。それは、自由と豊かさに満ちた日本。

 ところが中学・高校へと進む中、彼を取り巻く環境は大きく変わっていく。1980年代に入ると、ミャンマーは社会主義に行き詰まり、生活苦から民主運動が活発化。そこへ反発する市民を武力で押さえる軍事政権が誕生した。その争いはココにとっても極めて身近なものだった。実は、次男の兄は民主運動の中心的存在。ところが、父親は厳格な軍人だったのである。「この国はもっと自由にあるべき」と唱える兄に対し、「今を乗り越えればきっとよくなる」と考える父。家庭内での激しい対立を、ココはいつも目の当たりにしていた。

 この国にいてはあらゆる希望を失ってしまうと不安に思うココ、国が良くあらば、こんな争いも無かった。「もっと自由が…」この兄の言葉に気持ちが揺らぐ。幼い頃から憧れた日本へ行って語学を学びたい! そして、ミャンマーの人々に世界へ目を向けさせる仕事がしたいと、彼は家を飛び出す決意をした!

 こうして、19歳で念願の日本へやってきたココ。しかし言葉の通じない中で、働きながら勉強することは予想以上に辛かった。それでもココは日本語を学ぶため懸命に頑張った! そんな彼を、日本に留学し日本で家庭を持った一番上の兄も応援してくれた。

 そして仕事を覚え、次第に日本語も覚えると、ココにはたくさんの友達ができた。さらにこんなチャンスも手に入れた…それが「鉄骨DASH」。ココはTOKIQ長瀬として大活躍! そしてこれをキッカケにTOKIO長瀬との共演も果たし、楽しく過ごす日々が続いた。

 そんな折、故郷の母から届いた1通の手紙…それは、父が亡くなったという知らせ。ココは大きなショックを受けた。厳格な軍人であった父だが、末っ子のココだけはいつも可愛がってくれた。そして、口癖のように言っていた「人として大きくあれ」という言葉、それが、ココに更なる決断をさせた。人としてさらに大きくなるために、自分がすべきこと…今度は英語やもっと多くの文化を学び、いずれ祖国で若者たちに世界を知ってもらう人間になろうと…

 こうして彼は日本を離れることになった!

 鉄骨DASHの収録スタジオでは、最後のお別れを前に泣きじゃくるココ。そして、励ましの言葉をかけるTOKIQのメンバー達。

 しかし、このままでは終わらないのが鉄骨DASH!

そこで! 300歩で成田空港へココを見送りに行けるか?

 ココ旅立ちの日、メンバーはココを見送るべく、木更津ケーブルテレビをスタートし、ゴール地点である成田空港第2ターミナル4階の出発ロビーを目指す。ルールは、タクシー以外の交通機関は利用できるが、その間、歩けるのはたった300歩!

 ゴールの成田空港には、何も知らされていないココが出発の時を待っている。

 果たして、鉄骨メンバーのうち、何人が成田空港に辿り着き、ココを見送ることができるのか?


 万歩計を装着し、スーツケースを引きずる鉄骨メンバー。 正午、一斉にスタート!

 まず快調に飛び出したのは、松岡1号2号3号。リーダーと山口は共に進み、スーツケースを転がして歩幅を稼ぐが、山口いきなり転倒! 太一はスタート地点でじっくりとルート選択。

 そして松岡1号2号3号は、3人で1つのスーツケース押して進む。ちなみに歩数は松岡1号で計測。交差点にさしかかると、どっちへ進むか三者三様の意見に割れるが、何とか1つにまとまり移動。

 その頃、スタート地点の太一はようやく出発すると、いきなりリヤカーのヒッチハイクに成功! 親切な四丁目の千葉さんに引きずってもらい、リヤカーの上ではお礼にトロンボーン演奏!

 一方、街中に独り立ち尽くす松岡1号。2号と3号の姿がない? すると、おもちゃ屋に入っていた! これは思わぬタイムロス。そしてお店を出て再び歩きだすが、歩数は既に168歩を超えている。この先大丈夫なのか?

 その頃、リーダーと山口は大通りを移動中。そしてバスが横切ると、なんとそこには太一が乗っていた! 慌てて追いかける2人も、次のバスに乗りこみ木更津駅を目指す。気になる歩数はリーダーの126歩に対し、山口は135歩。

 一方、松岡トリオもここでバスに乗り木更津駅を目指す。

 そして、先行していると思われた太一であったが、乗っていたのは木更津駅とは逆へ向かうバスだった! 気づくと慌てて乗りかえる。まさに太一らしい詰めの甘さ。

 こうしてスタートから2時間が経過。全員無事に木更津駅から電車に乗り込み、ゴールの成田空港を目指す。

 成田駅に到着した松岡トリオ、ここで3号が「バスに乗りたい!」とダダをこねだした。そこで、安易な理由からバスで移動することに。気になる歩数だが、既に248歩! 大丈夫なのか?

 その頃、成田空港では何も知らない長瀬が出発の時を待っていた。出発のリミットまであと30分。鉄骨メンバー間に合うのか?

 一方、太一は千葉駅に降り立ち、ここから高速バスで一気に成田空港を目指す。ここまでの歩数は230歩と多少余裕だが、タイムリミットが迫っている!

 そして、ゴールの成田空港一番乗りはリーダーと山口。空港ビル地下1階から4階出発ロビーを目指す。だが、山口は残り8歩! 3階のエスカレーターを上がったところで、ついに300歩に到達! あとわずかのところで脱落した山口は、リーダーに望みを託す。

 独りになったリーダーはようやく4階空港ロビーに到着。しかし長瀬が見当たらない。歩幅を広げて懸命に進むと、ここで300歩に到達! あとは周囲を見渡して探すしかない…すると、前方に長瀬がいた! 気づいた長瀬が駆け寄り、リーダー感動のゴール! さらに2人は3階で脱落した山口の元へ。

 その頃、バスで移動中の松岡トリオだが、1号がオシッコしたいと言いだした!空港までガマンしろという2人に対し1号はガマンできず、痛恨の途中下車! 慌ててトイレに駆けこみ、オシッコはギリギリ間に合ったが、気になる歩数は既に600歩を超え、制限をはるかにオーバー! 松岡トリオは成田市の航空科学博物館付近であえなく脱落!

 一方、依然高速バスで移動中の太一、長瀬の出発に間に合うのか?

 そして、空港ロビーでは出発時刻となり、長瀬はリーダー・達也と最後のお別れ。と、そこへ「長瀬く〜ん!」の呼び声…太一が間に合った!

 TOKIQの絆が、長瀬への想いが、最後にみんなを引き合わせてくれた。

 こうしてココは、メンバーと最後の別れを告げ、アメリカへと飛び立った!

 デッキで見送るリーダー・山口・太一。さらに、松岡1号2号3号も、終了地点で小さな手を大きく振って、ココを見送っていた!

TOKIOの皆さんさようなら、行ってきます。
鉄腕 最高! ガンバレ!
        …COCO