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道路標識…それは歩行者や車が安全な通行をするために欠かせないもの。その中で一際目をひく菱形の「警戒標識」、人間の注意を集めるという黄色と黒で表記された警戒標識は全27種類。それぞれ重要なのに意外と見過ごしがち。そこで平成11年6月 13日の放送では、「その他の危険」を示すビックリマークの警戒標識を探した。 そして、もう1つ気になるものがあった。それは、「動物が飛び出すおそれあり」の標識。動物が路上に飛び出す恐れがあり、道路利用者に注意を促す必要がある場所に設置されている。 例えば、野生動物の多い北海道には約100機あるといわれ、勇払郡(ゆうふつぐん)占冠村(しむかっぷむら)の国道237号線には「熊出没注意」の標識。阿寒郡(あかんぐん)阿寒町の国道240号線には「牛横断注意」。そして道東自動車道・千歳市上長都(かみおさつ)付近には「キタキツネ」の標識がある。 しかし、自然が失われてしまった都会では、動物飛び出し注意の警戒標識は今や幻の存在… ならば探してみよう! 早朝、日本テレビ前にやってきた謎の男2人…サルの覆面を被った太一と、シカの覆面を被った達也だった! 2人は各々チームに分かれ、動物警戒標識いくつ探せるかを競う! しかし、2人に動物が出てきそうな場所などわからない。そこで、野生動物に詳しいスペシャリストが2人をサポート。 おさるさんチームは太一と野生生物保護学会会員の本間和敬先生。野生ザルを中心に、保護のための調査を行うその分野の権威。一方、シカさんチームは達也と哺乳類学会会員の浅田正彦先生。野生動物のシカやイノシシの生態を中心に調査を続けるスペシャリスト。 ルールは、午前8時に日本テレビ前をスタートし、タイムアップとなる日没時まで動物警戒標識の捜索に挑む。探すエリアは「東京近郊」。 果たして、大都会・東京で動物警戒標識は見つかるのか? |
午前8時、一斉にスタート! 両チーム分かれ、まずはその場で作戦会議。背中にサルの警戒標識マークをつけているのは、おさるさんチーム。行き先に悩む太一に本間先生から「皇居の近くにあるのでは?」とのアドバイスがでた。それは、車道を横断し皇居のお濠への引越しをするカルガモ親子。その車道へ行けばカルガモ注意の警戒標識があるかもしれない。しかし、引越しの模様がテレビで取り上げられたのは10年以上も前の話…。標識があることを願い、2人は車に乗り皇居へと急ぐ。 一方、背中にシカの警戒標識マークをつけた達也と浅田先生のシカさんチーム。まずは先生のアイデアで動物の名前がついた地名を探す。それらの地名はそこに動物が生息していることから名づけられたと推測したのだ。早速地図をチェックすると「猿楽町」「麻布狸穴(まみあな)町」などの地名が浮上。そこで最初に目指すは港区方面。先生によると、動物警戒標識は昔に建てたものの、現在は動物が生息していない場所もあるかもしれないという。 その頃、太一・本間先生のおさるさんチームは、千代田区の皇居大手門前に到着。池を覗くと早速カルガモ発見! 続いて引越しでおなじみの車道へ行き、周辺を見てまわるが、カルガモ注意の警戒標識はどこにも見当たらない。そこで2人は皇居を諦め、同じ都内でも自然の多い場所を地図で探す。 一方、達也・浅田先生のシカさんチームは港区「麻布狸穴町」に到着。すると狸穴坂と名づけられた坂を発見。かつては野生のタヌキが多く生息し、辺りはわずかに緑も残っているが、今や野生動物の気配は無い。結局、標識は見つからず2人はこの地を断念! 続いて2人は、先生の案で世田谷区の「馬事公苑」へやってきた。乗馬の練習場がある馬事公苑は、毎朝演習のため公苑から近隣の大学へ馬を連れ出しており、周辺の道を馬が闊歩する光景はおなじみ。東京のど真ん中で感じる野生の臭いに達也興奮ぎみ!
そして周辺を走り標識を探していると、歩道で乗馬の帽子を持った女性騎手を発見。すると達也「馬になりてぇなぁ!」と、この男も野生と化す! ところが肝心の標識は一向に見つからず、2人はここも断念!
その頃、太一・本間先生のおさるさんチームは、こちらも緑の多い「練馬区大泉町」に到着。練馬区には東京23区内にある畑の22.6%が集中しており、ここなら発見の可能性大か? まずは近所で聞き込みをするが情報得られず、次に向かったのは「大泉中央公園」。野鳥の多い広大な自然の森、辺りは静けさを増す。そして公園の周りを走っていたその時、ついに発見! それはタヌキが描かれた動物注意の標識。車を降り標識の前でガッツポーズをとる2人、スタートから3時間が経過し、ようやく待望の1機目と遭遇! まだ近くにあると睨んだ2人はさらに周辺を探す。すると、またしても菱形の標識を発見! しかし、標識は2人の反対方向に建っているため確認に向かう。そして覗いてみると、「T字道路交差点あり」の警戒標識だった! 残念がる太一だが、それでも諦めず今度は公園の管理所へ情報収集に向かった。しかし係の方によると、動物警戒標識は先ほどの1ヵ所のみだという。 話によると、以前は雑木林やススキの野原にタヌキが生息していたが、道路が出来てから多くのタヌキが渡る時にひかれてしまったという。そして現在、その姿は確認されておらず、もはやタヌキが住む環境は無くなってしまったというのだ。建物の屋上で緑を望む太一と本間先生。野生動物は周りに道路が作られてしまうと、そこで生命が途絶えてしまうと、先生がしみじみ語った。次の目的地を決める2人、タヌキとくれば、次に狙うは「サル」。先生の推測によると、生息数の多さで栃木、群馬が有力であるとの判断。 一方、達也・浅田先生のシカさんチームは多摩ニュータウンに到着。周囲には山や多くの緑が残っているが、住宅街に挟まれており、「住みづらそうですね」と、タヌキを気遣う達也。すると先生「段々タヌキの気持ちになってきたでしょ?」と達也に問いかけ、さらに「体型も似てきた」と、厳しいツッコミが入る! これには達也、笑うしかない。2人はさらに山の方へと向かう。すると、並走する車のボンネットに犬のイラストが描かれた警戒標識に似たマークを発見。動物警戒標識に敏感になっている達也、この先発見の予感か? その頃、太一・本間先生のおさるさんチームは、東北自動車道を北上し埼玉県を移動中。すると、「その他の危険」を示す警戒標識を発見。見つけると嬉しいビックリマーク、喜ぶのは太一だけでなく、本間先生もだった!
その頃、太一・本間先生のおさるさんチームは栃木県栃木市にやってきた。ローカルな県道を進む2人、新たに発見の予感か? すると、反対車線に背を向けた菱形標識を発見。確認してみるが、「幅員減少」の警戒標識だった! 残念がる太一の横でもっと悔しがるのは先生だった。 一方、千葉を目指す達也・浅田先生は神奈川県横浜市の保土ヶ谷バイパスを走行中。すると偶然、タヌキの動物警戒標識を発見! これは思わぬ収穫。描かれているデザインは、先ほどと違った白タヌキ。さらに、新たに2機の標識を見つけこれで合計6機目! そして、反対車線に背を向けた菱形標識を発見するが、「幅員減少」の警戒標識だった。が、そのすぐ並びに7機目発見! すると、標識に気をとられ興奮していた達也、分岐点で進路を間違えそうになった! その頃、栃木の太一と本間先生は昼食タイム。御座敷の2人に運ばれてきたのは地元ブランド「前日光和牛」のステーキ。その味を噛み締める太一、そしてふと思った…「値段を知ってて食えるって美味しいね!」。そう、これはぐるナイではない!前日光和牛ステーキ3,800円、今日はゴチになられる心配なし。そんな太一に勧められ、先生も心ゆくまで味を満喫! お腹の満たされた2人が次に目指すはサルでおなじみの「日光」、ここで勝負をかける! と、その前に食事の支払いが待っていた。ごく普通に靴を履く2人、すると、いきなり太一がダッシュで店を出た! 先生も猛ダッシュで続く! 一方、達也・浅田先生のシカさんチームは、アクアラインで東京湾を横断し、千葉県木更津市へ突入。高速道路から望む景色を眺めながら達也が語る…「タヌキもいればTOKIQもいるし、木更津恐るべしだね!」。 その頃、太一・本間先生のおさるさんチームは東北自動車道で栃木県日光市へ。国道へ入ると警戒標識を発見! だが「合流交通あり」の標識だった。続いてもう1つ見えてきた。今度は動物警戒標識だ!
久々の2機目はさっきと同じタヌキのデザイン。さらに太一はカーブの先に絶対標識があると確信し目を凝らと、予想通り3機目発見! そして先生は反対車線にも建っているのではないかと気づき確認しながら走ると、新たに4機目、5機目を発見!
その頃、日光を目指す太一・本間先生のおさるさんチーム。またしてもサルの警戒標識を発見…が、これはサルへの注意を促す速度注意の看板。それでも野生ザルのいる方向へは着実に近づいている。すると、ようやく動物警戒標識を発見! しかも、初めてのサルバージョン! さらに反対車線にも発見! そして今度は反対車線の看板の裏に、こちらの車線に示したサルの標識を発見! ならば、走行車線の看板の後ろにもあるハズ…やっぱりあった! これで9機目。さらに10機目を見つけると、その背中合わせに同じ標識を見つけ11機目。慌しい2人は押せ押せムード。そして新たに2機を見つけ、ここまで合計13機! 一方、達也と浅田先生は房総半島を木更津から内陸へ進む。すると前方に警戒標識を発見するが、「通学路」を示す標識だった。兄弟で歩く姿が描かれたデザインに達也「サルの親子に見えてくる」と、もはや動物しか見えないのか? その頃、太一と本間先生は日光市内の野生ザルスポットに到着。すると、前方に野生ザルの姿を捕えた! 野生ザルの権威、本間先生のボルテージが上がる。2人は車を降りて警戒標識を探す。すると、車のドアをスタッフが開けっぱなしにしてしまい、サルが車内に入ってしまった!
人がいると出てこないため、先生指導の元、太一とスタッフは車から離れる。すると、サルが太一のパンを奪って車の屋根へ上がり、袋を開けて食べ始めた。さらに屋根のサルが2匹に増え、ついに先生とサルの対決がはじまった!
先生が泣き声でサルを威嚇し、銃を構える素振りを見せる。だが、サルは微動だにしない。さらに、サルは長い物に怯えるらしく音声マイクを向けてみるが、サルを逆撫でする一方。先生いわく、車を降りた時にドアを開けたまま離れたのが人間のミスだという。
人間を襲う野生ザル、しかし大きな原因は人間が食べ物を与えること。今年4月1日には「猿の餌付け禁止条例」が施行され、日光では被害防止に努めている。 一方、達也と浅田先生は千葉県君津市の国道410号線を走行中。千葉に入ってからは1つも見つけていない。すると、久々にタヌキのデザインの標識を発見! これで8機目。しかし、タヌキ標識の連続に達也は不満ぎみ。さらに続けざまに3機見つけ、これで11機発見! しかし、達也が狙うのはシカのデザイン。そこで2人は田んぼで作業中のおじさんに聞いてみるが、情報は得られず。 その頃、太一と本間先生は日光の戦場ヶ原へ到着。すると、先生の希望で車を止めた。いったい何があるのか? 車を降りて林の中へ進むと、そこにはなんと「クマ出没注意」の看板が! これには太一、少しびびる。さらに歩くと、遠くで木にジャンプするキツネは見えた! 豊かな自然にふれ、太一は思った「カッパもいそうですね」、すると先生「昔いたかもしれない」と悪ノリ! この辺りは鳥獣保護区に指定されているため、見渡す限りの自然が今も残っている。 さらに、遠くで群れを成している野生のシカが見えた! その光景に太一は大感激! シカは高い音に反応する習性があり、先生が「パンッ!」と高い声をだすと、シカはピタッと立ち止まり2人を見た。そしてシカは次に何を言われるのか警戒しているらしく、太一が高い声を発すると、またしても立ち止まって振り返った。そしてしばらくすると走り出した。先ほどの先生の声が引き金となって母親シカにストレスが溜まり、走り出したらしい。滅多に遭遇できない経験に太一、「警戒標識なんてどうでもよくなってきた」とつぶやくと、ズッコケる先生、ナイスリアクション! 再び車を走らせる2人だが、太一には先ほどの余韻が残っていた。そして語る…「急いでたような気がします、いろんな事に」と、どうやら人生を悟ってしまったらしい! 間もなく日没が迫り、日光の太一と本間先生はさらに山奥を目指していた。しかし、金精(こんせい)道路入り口手前で、なんと通行止め! とりあえず車を降りると、その先に警戒標識らしきものを発見! だが、中へ進めない上、標識は逆向きで確認できない。そこで、金精道路と並行する道路から雑木林をかき分けて、標識に近づいてみることに。雪が残る道なき道を夢中で進む本間先生、カメラと太一を置き去り…。そしてようやく標識が見えた! だが、それは動物警戒標識ではなく、「合流交通あり」の標識だった! そして日が暮れ、太一・本間先生のおさるさんチームは東京から栃木県日光市湯本で進み合計13機発見してタイムアップ! 一方、千葉の達也と浅田先生は房総半島をさらに南下。こちらももうすぐ日没を迎える。そして鴨川有料道路を山の方向へ進むと、14機目となるシカのデザインの警戒標識を発見! しかもこの標識を良く見ると、シカの体が光り、さらに注意の文字が光りで浮き上がる最新型のようだ。 こうして、こちらも日没を迎え、達也・浅田先生のシカさんチームは東京から横浜、そして千葉県鴨川市八色まで進み、合計14機発見してタイムアップ! 後に今回の企画をスタッフがおさらいしたところ、意外な所に動物警戒標識が見つかった。まずは「新宿区おとめ山公園」、周辺の道路に最初おさるさんチームが探していた「カルガモ横断注意」の標識が2機あった。公園内の池にに生息するカルガモが道を横断するため作られたという。続いて、川崎市高津区溝口の国道246号線には、タヌキのデザインの動物警戒標識がある。ここは山間部に作られた道路であるため、タヌキが出やすいという。 動物と人間が共存していくためにも、動物の警戒標識を意識していきたいと語る DASHメンバーであった! |
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もうすぐ夏…熱い太陽の光を浴び、汗の量も自然と多くなり、肌の露出も増える季節。そこでどうしても気になるのが、「臭い」。特に注意したいのが、汗をかきやすい「わきの下」。そして、靴を履いているとどうしても蒸れてしまう「足」。さらに、臭みのあるものを食べた後の「口臭」など、これら普段から気になるやっかいな臭いを消すことはできないだろうか? そこで! とある部屋へやってきた達也と太一、2人が実験台か? まずは臭いについてお勉強。2人の前に現れたのは、臭気判定士の村岡昌憲先生。臭いの成分の研究や、一般家庭などの脱臭作業にも取り組んでいる臭いのスペシャリスト。 体の各部位から発する臭いの原因、まずは「わきの臭い」…わきから出た汗が皮膚表面の細菌とまざり臭いを放つ。すっぱい臭いの主成分は、酢酸(お酢の臭い)、酪酸(腐敗臭)、ジメチルジオクソラソンなど。続いて「足の臭い」…皮膚にいる細菌が、指の間やツメに溜まる汗や垢を栄養分として成長し、納豆のような臭いを生じる。臭いの主成分は、イソ吉草酸、イソ酪酸(納豆の臭い)など。そして「口臭」…口の中の食べカス、また臭いのある物が胃に入ることで、主に生ゴミのような臭いが涌き出てくる。臭いの主成分は、硫化水素(腐卵臭)、メチルメルカプタン(生ゴミ臭)など。 そこへ、達也と太一の目の前に、村岡先生は液体の入ったビンを差し出した。それは、人工的に調合された「わきの臭い液」。まずは太一が嗅いでみると、強烈な悪臭に絶叫! 続いて達也、鼻を近づけたと同時に悲鳴をあげるが、ついつい何度も嗅いでしまう。人間の習性か? ここで気になるのが、昔から脱臭効果があるとされている素材の数々…サンドイッチなどに添えられる「パセリ」、さわやかな香りを持つ。こちらもさわやかな香りの「レモン」、絞り汁が臭みを消す。弁当に欠かせない「梅干し」は混ざり合う臭いを抑え殺菌効果もある。生モノの臭みを抑え、こちらも殺菌効果のある「ワサビ」。寿司屋でおなじみの「熊笹」は食べ物の臭いが移るのを防ぐといわれる。飲んで良し香り良しの「お茶」。料理に使えば味も香りもマイルドになる「牛乳」。臭いを吸い寄せるという「コーヒーの出し殻」。漬物にも用いられる「みそ」。これら臭いを抑えるといわれる物を使って、実際の脱臭効果を調査。果たして、臭いは本当に消えるのだろうか?
達也と太一、まずはお店をまわって脱臭素材集め。八百屋ではワサビや柑橘類を買い、続いてお茶屋へ入ると、お店の飼い犬がいたため、スタッフの手についた先ほどの「わきの臭い液」を犬に嗅がせてみる。すると、指を近づけたと同時に物凄い勢いで吠えた! お店のご主人によると、あまり鳴かない犬でご主人もはじめて泣き声を聞いたらしい。よっぽど強烈な臭いだったようだ。さらに、寿司屋では熊笹を分けてもらい、喫茶店ではコーヒーの出し殻をもらう。 こうして集めた素材を手に実験場所となるプレハブ小屋へ行くと、そこにはマスクをつけた城島がお待ちかねだった。そしてマスクを取ると、城島が臭い!! 実はこの日の前夜、スタッフに打ち合わせと騙された城島は、実験の事は何にも知らずににんにくたっぷりの焼肉を食べていたのだ。 そこでニンニクマン城島が実験台に! 先生が用意したのは「臭気測定器」。臭いを数値で表す機器で、数値の目安は300〜400シグマ値がほぼ無臭、500シグマ値を越えると悪臭となる。ちなみに、太一の口臭を測ってみると、347とほぼ無臭。そして、ニンニクマン城島の口臭は、702と、かなりの悪臭であった! 城島が目指す数値は、ほぼ無臭の「400シグマ値」。 まず最初の撃退目標は「口臭」。実験方法は、脱臭素材を食した城島がホースをくわえ、そこから伝わった臭いを臭気測定器で計測し10分間臭気の変化をチェック。その数値は別室の達也・太一・村岡先生がチェックする画面にグラフで表示される。 果たして、どの脱臭素材が一番効果があるのか? |
まず最初のエントリーは「梅干し」。脱臭成分とされるのはクエン酸、腐敗や発酵を抑えることで、脱臭にも効果があると思われる。 梅干しによる10分間の口臭撃退開始。梅干しを食べてはホースに息を吐き出す。すると、最初の702シグマ値から順調に数値が下がり、スタートからの減少数は−123ポイントまで下がった。しかし、8分が経過した時点で−100ポイントに戻り、その数値で落ちついた。そして10分が経過し、数値は702から540まで下がりかなり悪臭状態を抑えたが、無臭の400までは下げられなかった。 「梅干しの結果」 そして城島は1つの実験を終える毎に、下がった数値を上げるため焼肉部屋へ。中には贅沢にも七輪の炭火で焼く贅沢な焼肉が待っている。達也と太一が羨ましがる中、城島は焼肉を堪能! そして再び実験ルームへ戻り口臭をチェックすると、城島の口臭は580シグマ値に上がり、ニンニクマン復活! 口臭をやっつける次なるエントリーは「牛乳」。たんぱく質の中のアミノ酸が脱臭成分とされ、口などに膜を張るため、臭いの吸着を防ぐとされている。 牛乳による10分間の口臭撃退開始。しかし、数値の変化はほとんど無く、5分が経過すると逆に上がってしまった。10分が経過し、結局、数値は580から540と、ほとんど変化が見られなかった。
そして城島は再び焼肉部屋で焼肉を食べ、口臭をチェックすると、数値は550シグマ値に上がった。 続いてのエントリーは「ワサビ」。脱臭成分とされるのは葉に含まれているフィトンチット。昔から臭みを取るとされ、抗菌のためナマ物には欠かせなかった。しかし、ワサビだけ食べるのは辛い。そこで、これを飲みやすくさらに効果を高めるため「お茶」に溶かす。お茶に含まれるカテキンには消臭抗菌作用があり、口内のカスを洗い流してくれる。果たして、ワサビ茶の効き目は? すりおろしたワサビを湯のみに入れ熱いお茶を注ぐ。そしてワサビ茶による10分間のティータイム。辛さが城島を襲うが、数値はみるみるうちに低下。8分が経過すると550から一気に−205ポイントも下がり、「ほぼ無臭」とされる400以下の数値に突入! 城島は飲むにつれて胃の中がすっきりしてきたという。尚も数値は下がり続け、10分経過後、数値は550から320まで下がった。 「ワサビ茶」の効果 実験後、達也と太一もワサビ茶を飲んでみる。すると、意外といける味に絶賛!しかし村岡先生に至っては、ただ辛いだけだった! 結果、一番効果があったのは、「ワサビとお茶のブレンド」だった! 口臭には、あなたも一度ワサビ茶をお試しあれ! 続いての撃退目標は「わきの臭い」。まずは、何もしていない状態で城島のわきをチェック。さすがにためらう城島だが、結局測るハメに。すると、その数値は411シグマ値と「ほぼ無臭」状態を示し、アイドルの面目を保った。 実験のため、村岡先生の作った「わきの臭い液」を城島のシャツの上からわきに吹きかける。そして城島自ら臭いを嗅ぐと、強烈な悪臭に絶句! その臭いの数値は、なんと1482シグマ値。先生の作った液、クサ過ぎ!
「ワサビの結果」 次の実験のため、再び「わきの臭い液」をかけて臭くする。そして数値は1247シグマ値に。 わきの臭いをやっつけるエントリー次は「みそ」。原料である大豆のタンパク質と、大豆に含まれるアミノ酸に脱臭効果があるとされる。但し、臭いが強烈なため、みそと共に「熊笹」も使用。熊笹に含まれるフィトンチットは、臭いを分解・除去する機能を持つ。ダブルの効果で撃退なるか? ガムテープに熊笹を貼り、その上にみそを乗せてシャツの上からわきに貼る。そしてそのまま10分待つ。すると、数値はみるみるうちに下がり、7分が経過した時点で−433ポイントまで下がった。10分が経過し、数値は1247から812まで下がったものの、みそ自体の臭いのため、それ以下にはならなかった。 「みその結果」 ここで、城島のわきにあらためて液をかける。すると臭いは1320シグマ値とさらに悪臭度アップ! 続いてのエントリーは「コーヒーの出し殻」。消臭材として活躍する活性炭のように臭いの分子を吸着させる働きがあるというが…果たして? 臭うところにコーヒーの出し殻ごとガムテープで固定、そのまま10分間待つ。すると、スタート直後からいきなり−472ポイントも下がり、勢い良く臭いがとれて行く。3分経過して−600ポイント、さらに8分経過して−800ポイントまで下がった。そして10分が経過し、1320から一気に470まで下がり、ほぼ無臭状態にまで達した!
結果、わきの臭いにはコーヒーの出し殻が効果ありとの結論に達した。この夏気になるわきの臭いには、「コーヒーの出し殻パウダー」を是非? 次なる撃退目標は「足の臭い」。こちらも村岡先生が足の臭いの成分であるイソ吉草酸、イソ酪酸などを調合して作成した液体を、城島の足に直接かける。すると、マスクをしている達也と太一がその場から逃げ出した! その数値は1028シグマ値と、先生が作った液体やっぱり臭すぎ! まず最初はわきの臭いを見事やっつけた「コーヒーの出し殻」。足への効果はあるのか? 足に出し殻をふりかけ、布で足ごとくるみそのまま10分間待つ。しかし開始直後、数値は下がるどころか上がる一方。5分が経過し、ようやくマイナスに転じてきた。こうして10分が経過し、数値は1028から980とほとんど変化が見られなかった。 「コーヒーの出し殻の結果」 そして再び液体をかけて足を臭くする。臭いの数値は735シグマ値に。 足の臭いをやっつける次なるエントリーは「レモンなどの柑橘類」。果汁に豊富なクエン酸とさわやかな香気成分が効果ありとされるが、果たして? レモンやミカンを絞って城島の足にかける。そのままタオルでくるみ10分間待つ。すると、数値が急激にアップ! +335ポイントまで上がったと思ったら、今度は一気にマイナスに転じ、5分経過で−138ポイントまで下がった。ところが城島の様子がおかしい。何やら辛そうだが…レモンの酸味に足がしみてた! こうして10分が経過し、735から一時は1000を越えた臭いが、最後は550にまで低下。 「柑橘類の結果」 そして臭いの液体をかけ改めて臭くする。すると「鼻、曲がるがな!」といった城島のつけっ鼻が曲がってた! この時点で1070シグマ値。 続いてのエントリーは「パセリ」。パセリにあるとされる脱臭成分はフィトンチット。優れた消臭殺菌効果があり、肉料理の脇にも添えられている。 パセリを刻んで城島の足に振りかけ、そのままタオルでくるみ10分間待つ。すると、数値は一気に−230ポイントまで下がり、5分経過の時点で−483ポイントまで下がった。このまま無臭ゾーンへ突入か? その後はジワジワ下がり続け、10分が経過して1070あった臭いのレベルが半分の540まで下がった。このまま続ければまだ下がりそうな気配。 「パセリの結果」 結果、足の臭いに効果的なのはパセリとの結論に達した。足の臭いが気になる方には、パセリをふんだんにあしらった「パセリサンダル」はいかが? やっかいな臭いを確かにやっつけた鉄腕脱臭グッズ、使ってみなけりゃ分からない! あなたも一度ためしてみては? |