11度目の秋を迎えたDASH村。
来る冬に備え、先日村にやって来たザビエルとチャコの新居である、小屋に新しいワラを敷き直す。
達也「あとは2人が仲良くなってくれればいいな」
城島「ちょっとずつ仲良くなってね」

ザビエルとチャコの距離が早く縮まってくれることに期待しつつ、TOKIOリーダー城島にも節目の時が・・・
1994年、当時は23歳だった城島は、この秋でめでたく40歳。
そこでメンバー4人は、今年8月から、城島の節目の節目の歳を祝うために、あるサプライズプレゼントを計画していた。
それは、半年前に初めて刈った羊の姉妹、テンとシロのバージンウールを使って作る、手編みのセーター。

松岡「どんなセーターにしようか?」
4人で相談し、力強く背負ってほしいとの思いを込め、背中に大きく「40」の数字を背中にあしらうことに。
さらに、「しげ」の文字も加えて…
長瀬「しげ40っていいじゃん」
さらに前は、城島のチャームポイントである唇を赤く染めた毛糸で胸の部分につけることに。
松岡「泣いちゃうよ、あの人」
こうして、デザインも決まり、城島に内緒のセーターづくりが始まった。

毛刈りで刈り取ったテンとシロの羊毛は、3.5kg。
セーター1着分に必要な毛糸はおよそ800g。
まずは羊毛から毛糸を紡ぐ事が先決となるが、城島にバレないように、明雄さんの腹巻きを作ると思わせて毛糸を紡ぐ作業に取り掛かる。
この道、30年の鈴木美佐子先生に習い、
鈴木先生「まず、洗った毛をカーディングします」
カーディングとは、繊維を梳いて細く整えること。
ブラシ状の針金が付いた2つのハンドカーダーを使い、毛を一本一本ほぐしていく。
このカーディングを繰り返し、ほぐした毛をまとめると、紡げる状態となる。
こうして、800g毛糸のもとができた。