やや秋めく茂子宅の夕暮れ。
福「コナン君見てもいい?」
しかしテレビをつけてみると茂子家のテレビは砂嵐。
まだ地デジを見る為の対策をしていなかった!
そこで、まず茂子は使わなくなった傘の骨で地デジアンテナを作るという。果たして地デジを見ることができるのか?

茂子がまず用意したのは使わなくなった傘の骨。
傘の骨を切り取り輪ゴムで角材に留める。
こうして作ったアンテナは「八木宇田アンテナ」
地デジ電波であるUHF帯の電波を受信しやすいのが特徴。
そして地デジを見る為に必要なものがもう一つ。
茂子「チューナーは買わなあかんからな」
地デジチューナーはB-CASカードを挿入することで暗号化されている電波を解除する。

今までの節約生活で貯めてきた貯金3,000円を福くんに託し
茂子「買い物行ってきてくれるか?」
茂子家から歩いて少しの所にあるリサイクル家電店まで地デジチューナーを買いに、福くんはじめてのおつかい。
茂子「気ぃつけてな」
福「行ってきま〜す」

迷わずにきちんとおつかいできるのか?
こっそりと変装した茂子が後を追い福くんを見守る。
目印の銅像を見つけ順調に進むと思われた福くんだが、道が分からなくなってしまった。