人との良きパートナーであり、家族の一員ともなる犬。
可愛くて大切な存在だが、飼い主を困らせる問題行動を起こしてしまう。
「しつけ」というコミュニケーションで犬の能力を理解すれば犬は自ずと学び 飼い主を信用するようになる。
犬の目線で 犬の気持ちで互いに楽しく脱ダメ家族!
ダメ飼い主卒業!ダメ犬克服大作戦!!
去年4月、番組宛てに届いたメールに、愛犬の問題行動で困っているという。達也が、かの名司会者故・逸見政孝さんの長女・逸見愛さんの元へ。
俳優やリポーターとして活躍しているが、制御不能の愛犬ポシェに手を焼く。呼び鈴を鳴らし、早くも大きな吠え声と共に猛ダッシュしてくるダルメシアンの姿が…。

愛犬ポシェは、1歳半のメス。
興奮するといくら呼んでも戻ってこない。
第一の問題行動は玄関の呼び鈴が鳴る度に吠える。
呼び鈴で上がったテンションは抑えることが出来ない様子で、
愛さん「なんで私が呼んでるのに来ないの」
愛さんの声も届かず…。
そして、家に上がると、歓迎の興奮は更に激しくなり、
愛さん「静かに!」
怒鳴っても怒っても、まったく聞く耳持たず。
来客があった際、誰が来ても興奮してしまうという。
ついには、始まるしつこい顔舐め。

なぜ、このような関係になってしまったのか?
逸見家にはかつて、4匹のダルメシアンがいた。
やがて、オスのチャビだけとなり、寂しくないようにと、生後間もないポシェを飼い始め、親子のような関係に。
時に厳しい年上のチャビが、ポシェの世話をすると考え、特に愛さんたちがしつけをすることがなかった。
つまり、逸見家では、飼い主がしつけをすることなく自由奔放。
ポシェは聞き分けの無いまま成長。
チャビの後をけなげについて行く か弱きポシェが、暴走犬になろうとは まったく思わなかったという。