日本が世界に誇る、日本ならではの「仕事」を未来に残したい!
そんな「仕事」を、日本中でいろんな経験をしてきたTOKIOがお手伝い。
お忙しい日本の皆様へ、猫の手…いや、TOKIOの手、貸します!
※ただし、お代は頂きません。
今回、城島と達也が向かったのは、鹿児島県枕崎市。
そして、初めてのアルバイト先となるのが、鰹節(かつおぶし)を作る、老舗『神山鰹節店』。
手先を使う仕事らしいが、一体どんな仕事なのか?

枕崎市は、350年以上続く“鰹の一本釣り漁"で有名な鰹の町。
鰹の水揚げ量は、静岡県焼津に次いで、全国2位。
そして、肝心の鰹節は生産量日本一を誇る。
現在はスーパーなどで削られた状態で買う場合が多い鰹節だが、昔は、各家庭で削り器を使って削り、食べられていたもの。
そんな高級鰹節は、一体どんな所で作られているのか?

お店を訪ねると、それは意外にも一軒家の作業場で作られていた。
城島・達也「よろしくお願い致します!」
こちらで腕を振るう2代目、御年72歳の神山芳行(よしゆき)さんは、9年前、鰹節の最高峰とも呼ばれる、農林水産大臣賞を受賞した鰹節づくりの名人。
その芳行さんが持っている技が、“薩摩切り"。
枕崎伝統の鰹のさばき方だが、現在、地元でも数名しか出来ないという名人技。
このさばき方をすると、仕上がった鰹節が丸みをおび、先端が美しい曲線をつくるのが特徴。