すると、長瀬が上陸の際に見えたケーブルに気付く。
さらに、そのケーブルの先には、リフトがぶら下がっていた。
長瀬「やっぱり荷物を運んだんだよ」
確かめるため、ケーブルがつながるところまでへ登っていくと、何かの中継ポイントと思わしき、建造物が。
そこに上がってみると、視界が開け、島が一望できる。
先の海岸には達也と太一の姿も確認できた。
そして、目の前にあるケーブルは、民家へと延びている。
上陸の際に見えたケーブルは、おそらく、集落と斜面の石垣の間を結び、リフトで何らかの荷物を運んでいたものと考えられる。

松岡・長瀬は山を下り、達也・太一は、無人島の開拓の拠点となる場所を探していた。
つまりは、できるだけ雨風や波の影響を受けず、荷物を置いたり、避難ができるような場所。
と、ちょうどいい、波の穏やかな入り江を発見。
太一「(護岸で)囲われてるから波も高くならない」
40年以上、住民がいないのに石の護岸は、まだしっかりしている。
そのすぐ脇には、平らな土地が広がり、小屋や家さえも建てられそう。

一方、砂浜沖の食料探しの城島は、いまだ収穫ゼロ。
水深6mの海底は砂地で、ネズミゴチなど砂地ならではの魚たちが。
だが、獲物はいても、自分の手で捕まえることが出来ない。
そんな城島を見かねてか、助っ人に来たのは松岡。
手っ取り早い貝に狙いをしぼり、早くもサザエをゲット。
松岡曰く、貝がいるのは、海底の石をひっくり返した裏側。
この際なので、潜ることもままならない城島に代わり、松岡が食料調達役に。