地震などの緊急時に必要となる、愛犬との同行避難。
昨年5月、同行避難に備えるための日頃のしつけ方などをテーマにした勉強会が開かれた。
熱心に耳を傾けるその参加者の中に、長瀬の姿も。
災害、避難… そんな時に備え、日々のトレーニングで、犬との信頼関係を強くすることが大切。
だが一方で、しつけもせず、かわいいからと放ったらかしで、手に負えなくなった“ダメ犬"たちがいた。

長瀬が訪れたのは、1匹のジャック・ラッセル・テリアを飼うお宅。
ジャック・ラッセル・テリアは、元々、キツネなどの猟犬。
走ったり・穴を掘ることが大好きで、忍耐強い犬と言われているが…。
「ワン!ワン!」
長瀬の訪問に吠え続けているのは、「ビンス」(オス4歳)。
ビンスは、飼い主の令子さんが初めて飼った犬。
我が子のように、かわいがってきたが、きちんとしつけたことは無く、成長と共に奔放な行動はエスカレート。
長瀬「興奮すると止まらないですね」
来客は誰でも大歓迎で、興奮が収まらない。

まずは飼い主の声に、いかに耳を傾けるかをチェック。
しかし、飼い主の令子さんが何度呼びかけても…
長瀬「お母さんの事を見ない」
飼い主の令子さんの指示を無視。だが…
令子さん「でも私がいないと寂しがるんです」
一方で、1人にされると、寂しくて吠えてしまい、留守番が出来ない。