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2016年4月10日 放送内容DASH海岸 ~深海~
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東京湾にある深海「東京海底谷」を大調査!
かつてそこはタカアシガニの楽園だったが、
深海カメラが捉えたのは、深海ザメの群れだった。 |
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深海漁師の手嶌さんによると、サメ以外の肉食魚も増えているらしい。
そこで、3日前に仕掛けた深海刺し網を引き上げてみると…
城島「なんだこれ?ひも?」
網に絡まっていたのは、イロウミシダの一種。
太古の頃から姿や生活を変えていないため、「生きた化石」と言われている。 |
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羽枝(うし)という器官を動かしてプランクトンを捕食するだけではなく、
泳ぐこともできる。
続けて網に掛かっていたのは、達也が大の苦手な生き物だった。
達也「何これ!イヤなんだってそういうの!」 |
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そいつの名は、ダイナンウミヘビ。
城島の身長を超える大きさに木村さんは大興奮!
主に浅い水深に生息するが、豊富なエサを求めてはるか深海に
やって来たらしい。つまり、それだけ深海に餌が多いという事。
城島「完全に東京湾の深海の状況が変わってる」 |
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さらに網に掛かったのは、「深海の王者」フトツノザメ。
特徴は、フトツノという名前の由来になったヒレのとげ(毒針)。さらに、
達也「目がデカいね!」
進化の過程で目が非常に発達し、人では感知できない光も逃がさない。 |
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その一方で、深海には進化を止めたままのサメも掛かった。
その名はギンザメ。学名は「幻影の怪物」。
古代ザメともいわれ、シーラカンスと同じ最古の魚のひとつ。
柔らかい鼻先の感覚器官で泥の中の餌を探し出し、
発達した前歯で好物の貝や甲殻類をすりつぶして食べる。 |
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さらに、網に掛かったサメを見て、木村さんが大興奮!
それは、幻のサメと呼ばれるゴブリンシャーク。
明治30年にサメの仲間として新種として登録された後も、
発見例が非常に少なく、まさに幻のサメ。 |
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約一億年前の原始のサメの特徴を多く残しており、
学術的にも非常に貴重で、世界中の海洋学者がその姿を探し求める。
エサを捕食する際に、口が前に大きく飛び出し、噛みつく。 |
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貴重な発見に喜ぶが、一方で気になる事も…
達也「まだ子供だよね」
大人になれば最大5m。そんな奴がこの東京湾の深海を泳いでくれることを願って、
達也「逃がすよ」
海に戻すと、深海へゆっくりと帰っていった。 |
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網もいよいよ終盤。
実は、TOKIOにはお目当ての魚が。
それは、調査前に木村さんから聞いていた、別名「黒いダイヤ」と呼ばれる
超高級魚。そのお目当ての魚が、とうとう網に!
「黒いダイヤ」の正体は、クロムツ! |
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クロムツは市場に出た際には、非常に高値が付く!
まさに「黒いダイヤ」の名に恥じない程の超高級魚!
深海漁師の手嶌さんによると、普段はあまり掛からないらしい。 |
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木村さん「海の環境や健康状態で味が変わる」
食べて味を確かめる事も立派な調査のひとつ!
そこで今回もお世話になるのが、千葉県富津市のかぢや旅館。
料理長の黒川さんに早速、獲れたクロムツを調理していただく。 |
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クロムツは魚の中でもトップクラスに身が柔らかい。
さらに、皮をサッと炙れば、皮と身の間の脂がにじみ出る。
出来上がったのはクロムツの炙り刺し!その味は…
達也「うめえ!DASH20年の歴史の中で第1位の刺身!」
城島「脂のってて、甘みがあって、旨味があって!」 |
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さらにもう一品!
クロムツを生姜醤油につけ、片栗粉をまぶし、高温の油でからっと揚げる。
できあがったのは、旨味を閉じ込めた、から揚げ!
達也「フワフワを超えてる!美味しい!」
噛み切る必要がないほどの柔らかさに、思わず顔がほころぶ。 |
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そして、締めは、アラで作った出汁を、
クロムツの炙り刺しを乗せた白飯にたっぷりとかけた出汁茶漬け!
達也「やべえ!刺身が溶ける!出汁スゲエ!最高ですね!」
数々の魚を食べてきたTOKIOも驚くほどの旨さ!
そして、東京湾の深海のすごさを改めて認識できた。 |
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