一の間がようやく完成し、次に取り掛かるのは二の間と三の間。二の間と三の間は、ためた火で焼くため内部の炎が均一に上に上がらなければならない。そのためには、炎の流れを安定させる均一なかまぼこ型の屋根にする必要がある。はじめにかまぼこ型の木枠をつくり、その上にレンガをのせ、全て敷き詰めれば木枠を外す。同じように三の間の屋根もつくれば二の間、三の間の完成。 |
次は正面の焚口づくり。焚口が大きすぎると窯内の温度が上がらないため、小さな隙間もレンガを削って埋めていかなければならない。ひとつひとつの隙間に対して、ぴったり合うレンガを加工し、当てはめていく。隙間がしっかり埋まれば焚口の完成。 |