2003年5月4日(日)/25分枠
ゴールは音の向こうに
〜 もうひとつの、ワールドカップ 〜
制作=読売テレビ
昨年、もう一つのW杯「視覚障害者サッカー世界選手権」がソウルで開催された。様々な理由で視力を失った選手達。日本代表のキャプテン松本義和さん(40)は中学時代サッカーボールが眼球を直撃、その後全盲になった。一時は自殺も考えた松本さんを立ち直らせたのは、鉛の鈴が入った視覚障害者用のサッカーボールだった。初めて競技と出会った日から選主に密着、困難と向き合いながら音の出るボールに夢を求める姿を描く。


 2003年5月11日(日)/90分枠
NNNドキュメント’03スペシャル
戦争報道
〜 イラク戦争 テレビは何を伝えたか 〜
制作=日本テレビ

「メディアを駆使した情報戦」といわれる今回のイラク戦争。
生々しい戦場の映像を送りながら、テレビはこの戦争の本当の姿を伝えられただろうか?戦況を伝えるだけではなく、戦後の分析はできたのだろうか?戦争報道を再検証し、イラク戦争が今後に与える影響を考える。


 2003年5月18日(日)/25分枠
おばあちゃんは小学生
〜 小さな島の友情日記 〜
制作=広島テレビ
瀬戸内の小さな島・倉橋島の小学校で子供達と机を並べる87才のおばあちゃん。「学校で算数を勉強したい…」子供の頃、家庭の事情で叶わなかった夢を実現したいと、聴講生として学校に通う河野行江さん。毎朝4時に起きて予習や復習をこなす河野さんに刺激され、子供達も変わってきた。そして迎えた卒業の日―。87才の小学生と島の子供達の2年間に及ぶ心温まるふれあいを通して、学ぶことの意味、学校とは何かを考える。


 2003年5月25日(日)/55分枠
息子からの伝言
〜 9・11遺族とアフガニスタン 〜
制作=中京テレビ
米国のイラク攻撃に世界の関心が集まる中、世界貿易センターでテロの犠牲になった白鳥敦さん(享年36)の父・晴弘さん(62)が、息子探しの旅を続けている。4度訪れたNYで知った敦さんの姿は仲間思いでチャリティーにも参加していた父の知らない息子。「報復からは何も生まれない」という息子の声が聞こえたという。父はこの春アフガンを訪れる。夢を持って生きて欲しいと、アフガンの子に披露する手品を熱心に練習している。