2008年9月7日(日)/55分枠
生殖ビジネスで母になる変わりゆく家族のカタチ
制作=日本テレビ
今、「家族の形」が変わろうとしている。
(1)44歳の時にアメリカ人女性の卵子提供を受け女児を出産。その後、同じ女性の卵子から二人目の男児を出産した日本人女性。(2)結婚をせず、ネットを通じて21歳の精子と26歳の卵子を購入、双子を出産したアメリカ人女性。(3)2度の流産の末、子宮破裂。その後、妹に代理母になってもらい女児を授かった日本人女性(42)。彼女は自身の体験を元に、アメリカで卵子提供エージェンシーを始めた。[番組では、新たな生殖医療の方法で出産を選択した女性たちを追いながら、その子供たちや家族の姿を見つめる]
ナレーター:坂上みき
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
9月13日(土)24:00〜
2008年9月14日(日)/30分枠
自死救出 東尋坊 命の番人
制作=福井放送
日本海に切り立つ高さ20メートルほどの断崖…福井県にある観光名所・東尋坊は自殺多発地帯としても有名だ。1976年から30年間に600人が命を落とした。元警察官の茂 幸雄(しげゆきお)さん64歳は4年前から東尋坊で自殺防止活動を行っている。岩場を巡回しながら、肩を落として歩く人や所在なげに座っている人、酒をあおる人などに声をかけて自殺を未然に防ぐ。これまで保護した人の数は140を超える。大切なのは単に自殺志願者を助けるだけでなく自殺を考える原因を排除する事だという。
ナレーター:湯浅真由美
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
9月20日(土)24:30〜
2008年9月21日(日)/30分枠
活断層の警告 揺らぐ原発の安全審査
制作=テレビ新潟
去年7月16日、世界最大の原発基地である柏崎刈羽原発を新潟中越沖地震が襲った。国と東京電力が想定した3倍以上の揺れ、原発沖の活断層が震源だった。12月、地元に衝撃が走る。東電と国は地震を起こしたとみられる活断層を03年に把握していながら公表していなかったのだ。「80年代には活断層を把握できたはず。国の安全審査に欠陥があった」と批判する専門家。一方、国側は「当時としては可能な限りの知見で安全審査を行った」と説明。世界で初めて大地震の直撃を受けた原発の姿を通して、これまでの国の安全審査の問題点を検証する。
ナレーター:玄田哲章
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送z
9月27日(土)24:30〜
2008年9月28日(日)/30分枠
かまぼこ板に刻む命
制作=南海放送
愛媛県城川町にある小さな美術館。毎年夏になると、かまぼこ板に描かれた絵と大勢の客でごった返す。今年のテーマは「命」。全国から26000枚のかまぼこ板の絵が集まった。阪神大震災で被災した長岡照子さん(82歳)は、かつて仮設住宅に住むお年寄りから「同じ家ばかりで自分の家がわからへん」と聞き、かまぼこ板に絵と名前をかいて配った。当時の“かまぼこ板の表札”が今年美術館に展示された。
ナレーター:玉川紗己子
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
10月4日(土)24:30〜